クックパッド ダイエットラボ ダイエットトレーナーの中村です。ダイエットを成功させるには、カロリーの収支を調整することが王道とも言えますが、それだけに頼ってダイエットをしてしまうと、どうしてもお肌に必要な栄養素を無視してしまいがち。ダイエット中に起こりがちな肌荒れを改善する食事のポイントをご紹介します。
例えばダイエットをするとなるとエネルギーは意識できても、栄養素についてはわからないので無視しがち...思い当たる節はありませんか?
ダイエット中に肌荒れが起こってしまうのはなぜでしょうか。それは、栄養不足です。たんぱく質、ビタミン類、そして最低限必要な脂質が不足することにより健康なお肌を保てなくなってしまいます。新陳代謝の低下、乾燥によるごわつき、またニキビなどができやすい状態になり、女性にとっては悩ましいものですね。
不足分をサプリメントで補うという方法もありますが、サプリメントの成分は食事をきちんと摂らなければ吸収されないことが多く、食事で摂れない分を補給する「サポーター」のような存在です。
赤身の肉、魚、豆腐、納豆など。美肌に筋肉?と思うかもしれませんが、必要な要素です。筋肉がしっかりとつくと、それだけでも基礎代謝が上がり、巡りの良い体になるといわれています。基礎代謝量がアップすれば、血の巡りとともに、皮膚に栄養を届ける機能もアップするので、美肌効果も期待できます。
緑黄色野菜、きのこ、海藻など。きのこや海藻は、美肌を保つために欠かせません。 低カロリーなのに、特別な食物繊維を含んでいる注目の美肌食材です。そして、ダイエット中見落としがちなのが、緑黄色野菜(切り口の色が濃い野菜の仲間)です。この色の濃い野菜には、肌細胞の老化を予防する強力な抗酸化作用をもちます。
◎ 黄色野菜の例 ほうれん草、小松菜、春菊、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、ニラ、ネギの青い部分、赤ピーマン、トマト、ピーマンなど
ダイエット中は、食事の量が減る事によって水分摂取量が少なくなりがち。これが、体内の代謝を悪くし、肌の新陳代謝を下げる要因にもなります。みずみずしいお肌を保つためにも、ダイエット中こそ水分をしっかり摂りましょう。1日の摂取の目安は1.5L〜2L。一度にとるのではなく、コップ1杯程度(200ml〜250ml)を1回の量と考えて、こまめにとることをお勧めします。
栄養素はしっかりと摂りながらもダイエットをすると、美肌を保てるだけでなく、エネルギーの代謝もしっかりと活動するのでリバウンドしない体づくりを実現することができます。実際にダイエット前よりも肌がきれいになった!という方はいらっしゃいます。カロリーを抑えながらも、栄養素をしっかり摂ることは出来るんですよ!
大学で栄養学を学び、管理栄養士を取得。社員食堂、健康管理室で管理栄養士として働いてきた経験を生かし、現在はクックパットダイエットでダイエット「正しく食べてやせる」ダイエット指導を行うダイエット・トレーナーとして活動。
「正しく食べてやせる」をテーマにした、管理栄養士の個別指導によるダイエットプログラムです。全室個室のカウンセリングルーム「クックパッド ダイエットラボ 銀座店」では、管理栄養士による個別カウンセリングを実施しています。
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