6月10日は「ポルトガルの日」。意外や意外!ポルトガル料理は日本の家庭料理と似てる!日本人の口によく合うポルトガル料理。いつもの素材で簡単にポルトガル料理を作ることができるんです。
ポルトガル人の国民食は、干しタラ(バカリャウ)、ジャガイモ、そしてごはん。バカリャウは、タラの塩漬け・干物。輸送にも便利な保存食として、すでに中世から食べられていたそうです。(写真:バカリャウ料理)
付け合わせは大抵ジャガイモ。バカリャウや魚、肉と一緒に調理されます。ご飯は雑炊もしくはリゾット風。トマト味が一般的です。
肉や魚介もバラエティーに富んでいます。欧米では珍しく、うなぎやたこも食べるんです。ポピュラーなイワシの塩焼きはオリーブオイルとレモンをかけて。お肉は豚、牛、鶏、羊、山羊。一頭丸ごと無駄なくいただきます。
ポルトガルの食事は、ごはんにジャガイモ。豊かな肉や魚。野菜が見当たりませんが大丈夫??と心配になってしまいますが、そこで登場するのが、ポルトガルの卓上に必ず乗っている調味料のマッサです。おかずにもご飯にも、どんな素材にもしっくりなじむ調味料マッサは、赤パプリカの塩漬けをペーストにしたもの。
またの名を、“うまみ”調味料とも言うマッサは、美味しいだけでなく栄養価にも注目なのです!
実はこのマッサ、ビタミンCたっぷりの調味料。もともとビタミンCは、赤パプリカから発見されたものです。レモンの二倍以上のビタミンC!
パプリカの赤い色は、カプサンチンという強いアンチエイジング・生活習慣病予防の抗酸化作用を持つポリフェノールの一種。そのうえ、甘いパプリカの糖質は、塩漬けにすると乳酸発酵され、旨みと栄養素が更に増します。
生鱈でもひと手間で本場干し鱈の味に迫ります!
日本でも注目のマッサを使ったおかず。 手に入りやすいパプリカパウダーで代用できます。
イワシの塩焼きもオリーブオイルで一気にポルトガル風。
ところで「ポートワイン」の発祥の地はポルトガルの港町ポルトとか。今宵は、マッサを肴に「液体の宝石」と呼ばれるポルトワインで、乾杯!
※6月10日「ポルトガルの日」: 参考サイトhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/portugal/data.html
「正しく食べてやせる」をテーマにした、管理栄養士の個別指導によるダイエットプログラムです。全室個室のカウンセリングルーム「クックパッド ダイエットラボ」各店舗(銀座、六本木、代々木)では、管理栄養士による個別カウンセリングを実施しています。
クックパッド ダイエット: https://cookpad-diet.jp/