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副菜レシピ

大量生産できるのが嬉しい!こどもの日にも大活躍な「オーブンポテト」

【子どもの心を育てるレシピvol.22】子どもに「食」の大切さを伝えたいと思いつつも、日々忙しくてなかなか教える機会がないという親御さんも多いのでは? そこで、子ども料理研究家・武田昌美さんが、子どもと楽しくトライできて心も育てられるレシピ、料理を通して子どもが得られる学びについて、わかりやすく解説! 気負わず、自然と生活の中に取り入れられる簡単料理で、とっておきの親子タイムをお過ごしください。

今月は、子どもが喜ぶオーブンポテトのレシピをご紹介します。お誕生日に始まり、子どもの日やクリスマス、おともだちが遊びにきた時など、いつでも大活躍間違いなし! 私も本当によく作っている、いざという時大助かりなメニューです。

子どもってフライドポテトが大好きですよね。だからパーティーなどではフライドポテトを作ってあげたいのですが、食事の時間に合わせて揚げ物をするのってとてつもなく難しい…。しかも家庭の鍋だと一度に揚げる量にも限りがあるし、何より忙しい時にコンロにつきっきりになる時間が惜しいもの。パーティーの後は、ただでさえいつもより洗い物が多い中、コンロに跳ねた油や使用済みの油の処理、さらには油にまみれたお鍋を洗う作業…想像しただけで壮絶です。私は完全にキャパオーバーに陥ってしまいます。

こんな時に便利な機械がオーブン様! ボタン一つ押すだけで、あとは勝手にお料理を仕上げてくれる素晴らしい相棒です。今回のレシピは、子どもの大好きなフライドポテトを揚げるのではなく、オーブンで焼いて作ってしまおう!というものです。

このレシピの面倒なところは、じゃがいもをきれいに洗うところ(笑)。皮ごといただくので、しっかりと洗います。私は新しいスポンジを少しカットして使っています。この時、じゃがいもの芽も取り除いて下さい。パーティー当日にバタバタしそうな時は、この作業は前日にやっておくと心に余裕が生まれます。

次に、じゃがいもをザクザクっと切ったら、あとは全部ポリ袋に入れて材料と絡めるだけ。料理がうまくいく最大のポイントは、クッキングシートの上にじゃがいもを並べる時、隣同士がくっつかないようにすることです。じゃがいもがまとまって加熱してしまった場所は、どうしてもまわりの“カリッと感”がなくなってしまいます。なので、この工程が料理の出来栄えを左右する肝心な場面! 丁寧に行ってみてください。

ここまでやったらあとはオーブンにお任せ。200度に予熱したオーブンに入れたら、20分で完成です。

レシピには塩味のプレーンなものを記載していますが、ポリ袋で混ぜる際に顆粒コンソメを加えたり、胡椒をガツンと効かせてみるのもいいですね。ハチミツを加えて甘さをプラスしてもおいしいです。天板に並べたじゃがいもに、青のりや胡麻を振りかけるなど、アレンジは自由自在。ぜひお子様と一緒に「うちの味」を見つけてみてください。

我が家で一番盛り上がったオーブンポテトは、夏に行ったお祭りごっこでのポテトです。昨年はお祭りがなくなってしまったので、家でできる範囲で再現してみました。クッキングシートを折って小さな袋を作り、そこに一人分のオーブンポテトを入れると、子ども達、何だかワクワクしています。オーブンポテトに加えて、たこ焼きや焼きそば、チョコバナナなどお祭りの食べ物をみ並べて、子ども達とちょっとだけお祭りの気分を味わいました。

このようにオーブンポテトを味方につければ、あっという間に子どもが大好きな味を大量生産できるので、みなさまのお気に入りにこのレシピも仲間入りできたら嬉しいです。

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武田昌美(子ども料理研究家)

リトルシェフクッキング(株)代表取締役。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2017年より「ママも知らなかった才能が花開くクッキングスクール」をコンセプトにした料理教室『リトルシェフクッキング』を主催。保有資格は、食育インストラクター、子供心理カウンセラー、フードコーディネーター。2019年3月、子どもが一人一人料理できる料理教室『リトルシェフクッキングEduCooking Lab』を東京都世田谷区にオープン。著書は、『失敗したって大丈夫!と言える子になる「子ども料理」のススメ』(クックパッド株式会社)。