日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
3月19日放映の「あさイチ」をご覧になった人はいらっしゃいますか?今回の放送は、番組丸ごとラジオの特集。3月22日にラジオ放送開始90年目の記念日を迎えることにちなみ、同じく90歳のばぁばこと、鈴木登紀子さんにお祝い事にピッタリのお赤飯の作り方を教えてもらいましたよ。
ばぁばこと、鈴木登紀子さんが教えてくれたのは、ひとつひとつきちんと手順を重ねて炊き上げるお赤飯です。お赤飯の基本の作り方を知らなかったという人は、きっと目からウロコが落ちるはず。さっそくリポートを開始します。
まずもち米はざるに入れて、下にボウルを重ねます。もち米を両手で優しく包み、流水でもむように優しく洗い、水に浸して約20分間おいておきましょう。普通のうるち米と違ってもち米はデリケートなので、とにかく丁寧に扱ってくださいね。
お赤飯には煮崩れしにくいささげを使います。ささげはざるに入れてザッと洗ったら鍋に入れ、水を加えて強火にかけます。煮立ってきたら中火にし、2~3回差し水をしながらアクを抜きつつ、20~25分間でゆでましょう。
ゆであがったらささげと煮汁を分けます。煮汁は色を出すために、うちわであおぎながら、玉じゃくしで静かに注ぎ落とし、空気にふれさせます。
浸けておいたもち米の水を切ったら、ささげを加えてまんべんなく混ぜて鍋に移し、ささげのゆで汁を加えましょう。水加減としては、もち米の表面より5mmぐらい上まで入れればOKです。
鍋にフタをしてまず強火で5~6分間炊きます。沸騰してきたら、蛍火(ごくごく弱火)で12~13分間炊きましょう。火を止めて10分間蒸らしたら、おひつにあけ、しゃもじで軽く混ぜながらうちわであおいでツヤを出します。最後にごま塩と南天の葉を飾れば完成です。
こんな本格的なお赤飯、ステキですね。いろんな炊き方やアレンジをご紹介します。
本格的なお赤飯を作るのは難しそう…そう思う人も多いと思います。でも手順をひとつひとつ踏んでいくと、きっとハレの日の喜びが高まってくるような気がします。ぜひ丁寧に作ったお赤飯を、大切な日に召し上がってくださいね。(TEXT:黒沢るか/ライツ)
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。