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コラム

やせない理由はデブ味覚のせい!? 運動なしで脂肪燃焼する魔法の「やせ調味料」とは

クリスマス、年末年始とイベントが続き、普段より暴飲暴食気味だったという方も多いのではないでしょうか。年明けのこの時期、「なんだか太ったかも……」なんて感じるのもこの時期のあるある!?正月太りしたなぁ……と感じている方たちのために、すぐにはじめられるお手軽ダイエットとして、調味料を変えるだけの「やせ調味料ダイエット」の著者である松田リエさんにお話を聞きました。

やせ調味料を使えば、ダイエットから卒業できる

――「やせ調味料」というワードはとてもインパクトがあります。実際どのような調味料なのでしょうか。

普段お使いいただいている調味料を、ダイエット効果の高い調味料=やせ調味料に変えて使っていただくことをおすすめしています。具体的には、「煮きりみりん」「酢たまねぎ」「みそヨーグルト」の3つ。これを、基本の3大やせ調味料として日々の食事に取り入れていただき、“デブ味覚”をリセットしましょうということをお伝えしています。

――“デブ味覚”をリセット!?デブ味覚とはなんですか?

痩せないことに悩んでいる方の多くは、味覚が本来の状態ではなくなっています。本来の味覚ではない状態では、太りやすい食生活を好む状態になってしまっているんです。舌の細胞は新陳代謝が早く、約2週間で入れ替わると言われています。まずは2週間、やせ調味料を取り入れた食生活をすると、確実に味覚が変化していくのを感じられます。3か月続けましょう!と言われると気合いが必要ですが、2週間であれば続けられそうな気がしませんか?
実際に試した方たちは、続けていく中で気づいたら体重が減っていき、ダイエットから卒業できたという流れの方が多いです。

――ダイエットから卒業できるというのは、ものすごく魅力的なお話ですね!

ずっとダイエットを続けたい方なんていないし、一瞬だけ痩せたいという方もいないですよね。みなさんが目指しているのは、痩せた状態をキープするということだと思います。そうするためには、やはり食事改善が最優先なんです。私もこれまでいろいろなダイエットに挑戦してはリバウンドを繰り返す万年ダイエッターだったんです。

――挫折を繰り返す万年ダイエッターだった松田さんが「やせ調味料」に辿り着いた経緯を教えてください。

保健師の仕事で食事改善の指導をしているときに、自分自身も食事を改善してダイエットを卒業することができました。そのときに、食べるものが自分の身体を作っているということに気づいたんです。そこで、自分が日々食べているものの原材料を見るようになりました。それまであまり意識していなかったのですが、同じ商品でも使っている原材料が全然違うということに気づき、その中でもそれを顕著に感じたのが調味料だったんです。
調味料を変えてみたら食事改善が進み、食事指導をしている方たちのダイエット成功率も上がっていきました。それが、やせ調味料にたどり着いた経緯です。

人は食べたものでしか太らない

――やせ調味料を使うと、だいたい2週間で変化を感じますか?

早くて2週間。新陳代謝が悪い方などの場合は1か月ほどと考えていただくといいかなと思います。何をしても痩せないという方がいますが、きちんと続けていただければ必ず変化を感じることはできると思います。

――やせ調味料生活に運動を取り入れたほうが痩せやすいということはありますか?

健康維持や、より痩せやすくするということで言えば、もちろん運動をプラスしたほうが良いです。でも、2つのことを習慣化するのって難しいですよね。太っている状態で運動をしようとすると膝が痛いとか息が切れるなどしんどいことも多いので、まずは食事に集中して痩せやすい状態を作り、ある程度体重を落としてからでも遅くないと思います。痩せることも目的ではありますが、本来の状態に戻すことで健康的な身体になるということが大切なんです。それに、人は食べたものでしか太らないので、まずは食生活を改善することからはじめたほうが効率が良いと思います。

いろいろ活用できる”酢たまねぎ”

――調味料を変えるとなると、何から変えたらいいの?と思う方もいると思います。まず変えるならどの調味料が良いですか?

まず変えていただきたいのはみりんです。みりんを上手に使うと砂糖を使わずに生活ができるのが大きいですよね。また、みりん風調味料と本みりんの違いを認識して、本みりんを買ってください。

――「1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット」の中で紹介されている3大やせ調味料の中のレシピを1つだけ教えていただけますか?

では、「酢たまねぎ」のレシピをご紹介します。一般的に、血液サラサラという効果は知られていると思いますが、それ以外にも腸内環境の改善や脂肪燃焼、高血圧、糖尿病の予防・改善などの効果も期待できる優れものです。冷蔵で7日から10日の保存ができます。

酢たまねぎ

材料(作りやすい分量)

たまねぎ…2個
りんご酢…400ml
(なければ普通の酢でもよい)
オリゴ糖…大さじ1と1/2

作り方

1. たまねぎは皮をむいて、繊維に沿って薄切りにする。
2. 保存容器にすべての材料を入れ、冷蔵庫でひと晩以上漬ける。

――酢たまねぎを作ったら、どのように食べると良いですか?

いろいろなレシピに活用できるのですが、本当に簡単に食べる方法だと納豆を食べるときに酢たまねぎともずくを一緒に混ぜて食べると食感もよく、さらに糖の吸収がおだやかになります。
また、お刺身を食べるときに酢たまねぎを乗せてカルパッチョ風にして食べるというのもおすすめです。とてもさっぱり食べることができます。

――ちょっとプラスで使えるのはうれしいですね。この時期におすすめのレシピはありますか?

寒い季節なので、酢たまねぎを使ったチゲ風スープがおすすめです。具沢山だし、水溶性ビタミンが溶けだしているので栄養価も高く、お昼や夕飯にスープを取り入れるとそれだけでもしっかりお腹が膨れて満足度も高い1品です。

純豆腐チゲ風スープ

材料(2人分)

木綿豆腐…200g
あさり…150g
キムチ…100g
酢たまねぎ…40g
水…300ml
しょうゆ…小さじ1
みそ…大さじ1

作り方

1.豆腐は大きくちぎっておく。あさりはこすり洗いをしておく。
2.鍋に1.とキムチ、酢たまねぎ、水を入れてひと煮立ちさせ、8分程煮込む。しょうゆとみそを加えて味をととのえる。

料理のハードルを下げるための1冊

――最後に、今回発売になった「1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット」、どんな方に読んでほしいと思いますか?

ダイエットに悩んでいる方って、料理のハードルを高く感じている方が多いと思うんです。中には、料理が苦手だから……と諦めている方もいますが、時間や手間をかけたから健康的に痩せるものが作れるということではないんですよね。まずは、料理が苦手だったり自分はずぼらだと思っている方にこの本を手にとってもらって、料理をするハードルを少しでも下げられたら良いなと思っています。

――どのレシピも工程が少なくとても簡単なのでハードルは低いですよね。

ダイエットをするぞ!と気合いを入れるというよりも、やせ調味料を普段の生活に取り入れて味覚改善に取り組んでいたら体重が減っているという流れになれば、ストレスなく身体にも負担なくダイエットができるんじゃないかなと思います。やせ調味料を取り入れたら、毎日おいしく食べていただけなのに気づいたら痩せていた!という方が増えるとうれしいです。

(TEXT:上原かほり)

1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス

松田リエさん

看護師・保健師・ダイエット講師。Belle Lus株式会社代表取締役。BelleLifeStyle協会代表理事。1986年生まれ。2児のママ。看護師としてがん患者のケアを担当後、保健師として成人の健康教育やメタボリックシンドローム、糖尿病患者への保健指導を行う。
自身が食生活だけで12kgやせた経験を生かし、"食べやせダイエット"専門講師として起業し、受講生1800名をダイエット成功に導く。YouTubeチャンネルやAmebaブログ、SNSでダイエットに関する情報を発信。最新著書『1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス・料理レシピ監修:田村つぼみ)はたちまち4刷重版と話題に。がある。

Instagram @bls.academy
YouTube 松田リエ‖おうちで食べ美

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