また、4(死)や9(苦)を連想させる金額を入れない事も最低限の礼儀となります。しっかりと準備が整ったら最後に袱紗(ふくさ)に包んで持参しましょう。決して、香典袋の入っていたビニールなどに入れることのないように注意して下さい。これ、意外とやってしまいがちなのです。袱紗に包んで弔問するのがマナーです。不幸が入ってこないようにとお札の向きに注意してください。
香典袋を閉じる際は下→上の順で被せます。
最近では、お香典を辞退するお葬式も多く見受けられます。そんなときは無理に渡そうとはせず、ご遺族の心情に沿って謹んで辞退するのがマナーです。 お葬式は突然の事がほとんどです。参列するお葬式の宗派がわからないケースも多いもの。そんな時は慌てず騒がず最低限のマナーに注意して表書きに「御霊前」と書くようにしてください。あと、くれぐれもお金の入れ忘れには気を付けて下さいね。これも実際に多い話なのです。
新潟県生まれ。1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度)。大学在学中からマスコミ関係で働くも、火葬場を見学したことを機に20代後半に葬祭業界へ転職。以後、「葬儀は人と人との信頼が商品である」を信条とし、将来の人材育成に力を注いでいる。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら