新年度を迎えて心も新たに、貯まる生活を送ろう、とおもっている人もおおいのではないでしょうか?そこで、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「WEB上お金の賢い貯め方・使い方レッスン」始めます!
A~Dどのタイプにも当てはまらなかったあなたはムダを好まず、しっかりとした貯蓄計画を持って行動しているのではないかと思います。質問で当てはまったものがあれば、それがあなたの改善すべき点でしょう。
特に大きな買いものをしたわけではないのに、気付くとお金がない。お札に羽根って本当に生えているんじゃないの?と思うあなたは典型的な食べて、飲んでお金が消えるタイプです。しかも、この一杯(一口)のために私は頑張っているの♪と頑張っている自分にご褒美と言う名の言い訳をつけてしまうおまけ付き。プチご褒美も積もれば大きな出費になります。それらを貯めて旅行へ行ったり、ちょっと豪華な食事へ行くなどお金の使い方にメリハリをつけてみましょう。
「宵越しの銭は持たぬ」という言葉がぴったりのあればあるだけ遣ってしまうあなた。良く言えば気風がいい姉御肌。悪く言えば計画性のない行き当たりばったりで好きな言葉は「なんとかなるさ」。なんとかなるうちは良いですが、もう少しお金について深く考えましょう。まずは、給料が出たらすぐに貯蓄するように定期積立や財形貯蓄などで積立てて、残ったお金でやりくりを心がけて。
基本定価では買わないしっかりさん。同じ商品でも価格比較をするなど自分では節約を心がけているつもり。でも、不思議とお金がたまらないのもこのタイプ。ある種節約が趣味のようになっている節も。ちょっとストックを見ながら考えてみてください。冷蔵庫や棚のストック品は本当に必要だったものでしょうか?買った物が収納しきれず、隙間収納などにお金をかけていませんか?安さだけを求めていても、満たされないのはなぜでしょう?それは本当に欲しいものを買っていないからです。買う前にもう一度立ち止まって考えてみましょう。「本当に必要なのか」を。まずは在庫を整理してムダ無く使い切りましょう。
意識が高く、自分の価値を高めようと頑張っているあなた。自分を良く見せたい、人からうらやましがられたいと思うのは悪いことではありませんが、身の丈にあった生活をしなくては結果的には、良くも悪くも自分に還って来ることを忘れてはいけません。人よりも良い物を持っていることが勝ちではありません。大切なのは自分自身が今幸せであるかどうかではないのでしょうか。もう少し肩の力を抜いてお金と自分と向き合いましょう。まずはローンやリボ払いにしているお金があれば早めに返済して、努力の方向をちょっと変えてみましょう。
いかがでしたでしょうか。気付いた今日から始められるのが節約の良いところ。できることから改善していきましょう。
--
旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>