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二日酔いや梅雨のむくみにも良い漢方薬とは?

暑くなってビールも美味しい季節になりました。美味しく飲むのはいいいですが、次の日の二日酔いが気になるところですよね。そんなあなたに朗報です!漢方薬で二日酔いに効果のあるものがあるんです♪

二日酔いには五苓散(ごれいさん)

五苓散(ごれいさん)という漢方薬を聞いたことがあるでしょうか?
ドラックストアでも手に入る漢方薬なので、もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
五苓散は、尿の出を良くしてくれ、体内の水分の流れを改善してくれるため、二日酔いに効果があるとされています。
通常、漢方薬は体力(虚弱である、体力があるなど)を見極めますが、五苓散は体力に関わらず飲める漢方薬です。
飲み方としては、できればお酒を飲んだ後すぐか、飲み会に行く前に服用することをお勧めします。
そうすると、悪酔いせず、次の日の仕事に支障が出にくくなります。

そのほかにもこんな症状に!

漢方薬は、様々な症状に対して効果があることも特徴です。
五苓散は、二日酔いの他にもむくみ、頭痛、めまい・立ちくらみ、嘔気、下痢、車酔い、熱中症などに使用されます。

これらの様々な症状は、漢方医学的にはすべて「水毒(すいどく)」という病態によるものです。

水毒(すいどく)とは?

体内の水がうまく排出されなかったり、偏って分布すると水毒が起こります。
また、体内で偏った水は冷える性質があるため、それでさらに体調が悪化してしまいます。

アルコールも水毒の原因になる?!

アルコールも水毒の原因になり、特に冷えたビールは要注意です!
水分を過剰に摂ってもきちんとそれに見合った尿量が出ていれば水毒にはなりません。 水毒になりやすい人は飲む水の量と尿量とが一致していないのです。
そのため、五苓散などの漢方薬で、尿の出を良くしてあげることで二日酔いになりにくくなります。

今回は二日酔いに効果のある漢方薬の「五苓散(ごれいさん)」をご紹介しました。
漢方薬を飲んだからといって、お酒の飲み過ぎには注意してくださいね♪

監修:漢方デスク

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