ゲスト全員に参加してもらおう!
新郎新婦は結婚指輪の交換をしますが、その指輪をゲスト全員の手をお借りし、新郎新婦のもとに届けて頂くセレモニーです。新郎側新婦側、1本ずつリボンを用意します。ゲスト全員にリボンをお持ち頂き、一番後方の方に、リボンにリングを通して頂きます。そしてリングをリレー式に新郎新婦のもとに運んで行くというセレモニーです。 指輪のお披露目にもなりますし、ゲスト一人ひとりに祝福の気持ちを込めて運んで頂くので、指輪を交換する時により感慨深いものになるのではないでしょうか。 ちなみにアンカーをつとめて頂く方には、リングを新郎新婦のもとへ運んで頂く役目がありますので、親御様や兄弟姉妹、親しい友人などにお願いするのが良いでしょう。
歌は人の心を一つにする効果があります。新郎新婦をお祝いするのにふさわしい歌をゲスト全員で合唱するのも、シンプルですが、心のこもった演出といえるのではないでしょうか。その際、選曲は大きなポイントになります。新郎新婦の想い出の曲なども良いですが、できれば、ゲスト全員に配慮し、老若男女問わず歌えるようなお祝いの歌をセレクトしてみては?
人前式は、新郎新婦が自由にプログラムを組める式です。お二人らしい演出を取り入れてみては、いかがでしょうか。ただし、成功させるためには、段取りや進行の仕方について、ウェディングプランナーや司会者などプロの意見もぜひ参考になさってみてください。お二人が思い描くイメージを具現化するお手伝いを必ずして頂けるはずです。
駿台トラベル&ホテル専門学校ブライダル学科長として、ブライダル関連、接遇マナーの授業を担当。著書に『敬語「そのまま使える」ハンドブック』、『そのマナー、どっちが正解?』(三笠書房)などがある。現役婚礼司会者としても活動中。
駿台グループの教育精神「愛情教育」をベースに、観光業界に必要なマインド&スキルを備えた人材を育成。就職のためではなくワンランク上の、就職してからも役立つ力をつける。それがスンダイの目標です。教員は業界の第一線で活躍中のエキスパート。仕事現場の視点からの授業は迫力が十分。基礎力から専門知識・専門技術まで「本物の実力」を身に付けられるスンダイ独自の授業です。 駿台トラベル&ホテル専門学校HPはこちら