日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
和食に欠かせないレシピと言えば、みそ汁。スーパーモデルも飲んでいるみそ汁は、健康にいいメニューとして海外でも人気。3月12日放映のNHK「あさイチ」では、そんな食卓の人気者・みそ汁を徹底研究!みそ汁のすごいパワーを明らかに。早速、リポートを始めます。
突然ですが、みなさんは毎日みそ汁を飲んでいますか?大妻女子大学の川口美喜子教授によれば、みそ汁を朝晩飲むことが強くたくましいカラダ作りに役立つのだとか。川口さんは、ガン患者の栄養補給のために役立ったみそ汁のパワーに注目。それによると、みそ汁を飲むとことで得られる効果は以下の2つ。
まず胃腸の働きが活発になること。そして発酵食品であるみそ汁のパワーで腸内環境が整い、食欲が増すこと。それによって体力が増すのが第一の利点。
また汗で失われやすいナトリウムやカリウム、水分を補えるので、バテにくくなるというもうひとつの利点も。スポーツをやっていたり、アクティブに動きまわることが多い育ち盛りのお子さんがいるおうちは特に、この朝晩みそ汁を飲む健康法はおすすめだそうです。
川口さんによれば、朝と晩でみそと具材をかえるのが、より健康パワーを高めるコツ。
朝はカラダを目覚めさせる炭水化物を多くすること。みそは炭水化物が多い麦みそ、具にはじゃがいもがおすすめ。一方、晩御飯に飲むみそ汁は、日中失われたたんぱく質やビタミン、ミネラルの補給をメインに。おすすめのみそは、たんぱく質が多い豆みそ、具材としては鶏肉や豚肉などのたんぱく質、ビタミンやミネラルたっぷりのにんじん、小松菜などの野菜をたっぷりと。ぜひこの組み合わせを意識して、作ってみてくださいね。
ところで、みそ汁と言えば、ダシもポイント。でも、きちんとダシを取ってみそ汁を作っているという方は意外に少ないのでは?忙しいときは、便利な顆粒ダシやダシ入りのみそを使ってしまうという人も多いはず。
実はこれらの定番のお助け食品も上手に活用すれば、ダシをとらなくても極上のみそ汁が出来てしまうというからビックリ。その驚きの方法とはズバリ、顆粒ダシとダシ入りみそのダブル使い。 え?これならやっている……という方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれだけではないんです。あさイチで紹介されたとっておきのテクニックとは、顆粒ダシとダシ入りみそで作ったみそ汁をそそぐ直前に、ある物を入れること。それはなんと、粉がつお! これをひとサジ入れるだけでうま味がアップ!料亭で食べている味わいに。冷めたみそ汁を温め直すときも、お茶碗にスプーン一杯の粉がつおを入れるだけ美味しくなるから嬉しい。他にもみそ汁の味が決まらないというときは、以下のものを入れるとおいしさに変化が。
たとえば味を引き締めたいときは豆板醤、香りが足りないときはカレー粉、コクが足りないときは生クリーム(コーヒーに入れるような小さななものでOK)を加えるといいのだとか。これは覚えておきたいテクですね。
クックパッドにもみそ汁を美味しくする隠れテクニックがありましたよ。こちらもぜひ参考にして、おいしいみそ汁を作ってくださいね。
(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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