世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、ベルギーの首都ブリュッセルにお住まいのトムとキムの食卓へ!ヨーロッパで最もベジタリアンが多い国として知られているベルギーでベジタリアン料理をご馳走になったそうですよ。
世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先で現地の人を訪ねて、世界中の食卓を実際に取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。
第29回目は、ベルギーの首都ブリュッセルの食卓からです! ベルギーと言えば、やっぱりビールとフライドポテト!九州よりも少し大きいくらいの国土に、なんとビールの醸造所が120ヶ所以上も存在します。
ビールの銘柄は1,000を超えると言われています。そんなビールのおつまみにぴったりなのが、フライドポテト。フライドポテトの本場がベルギーって知っていましたか??
他にも、ヨーロッパで最もベジタリアンが多い国として知られています。州によっては毎週木曜日をベジー・デイ (菜食の日) として、肉を食べることを原則禁止にしているところもあるんだとか。これは、肉の生産が温室ガスの5分の1を排出しているという国連の見解を受けて、地球温暖化を食い止めるために、こうした決定に踏み切ったそうです。
牛乳や玉子、肉類を食べないと、栄養が偏ってしまうのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、米と大豆の組み合わせがあれば、栄養価のスコアはぐんとあがるそうです。
一人一人の食事の選択が、環境破壊を防止できるという考えで、率先して実行しているベルギー。この運動を開始した当時は、ヨーロッパ中でも話題になり、イギリスでは、ポール・マッカートニーが、娘のステラ・マッカートニー、オノ・ヨーコ、シェリル・クロウらとロンドンで“Meat Free Monday (肉なし月曜日)”キャンペーンを行ったそうです。
今では、世界中でこうした「週一菜食の日」を導入している国は増えつつあります。
今回訪ねた夫妻、トムとキムもやっぱりベジタリアン。大きなシステムキッチンは、毎日の料理も楽しくなりそうです!