片付け初心者の「初めの一歩」は小さなスペースから！

片付けたい気持ちはあるけれど、なかなか行動に移せない！という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は片付けの「最初の一歩」の踏み出し方と、具体的な方法をご紹介します。

「どこから始めていいかわからない」「なかなか１歩を踏み出せない」と感じている方には、小さなスペースから片付け始めることをおすすめします。引き出しを１つ片付けてみるだけでも、達成感と快適性が実感できますよ。

洗面所は収納スペースが狭く、モノの量や種類もそんなに多くないので、初心者でも片付けやすい場所。小さな所で片付けが成功すると、自然とやる気がでて別の場所も挑戦してみたくなるはずです。

●まずは減らす作業、使うモノだけを残す

一旦すべてのものを出して、使っているかどうかで分けていきます。使用していないものや、洗面所の収納になくてもいいものは捨てるか、別の場所に移動しましょう。全部出しても量が少ないので、分けやすく少ない時間で終わるはずです。

●同じ目的で使うアイテムごとに「グルーピング」

洗面台下には、シャンプー類・洗剤のストック、洗濯ネット、雑巾、洗濯用クリップなどが収納されることが多いですね。それらを収納するときに、使用目的や種類で「グルーピング」していくと便利です。
整理収納でいうグルーピングは、”一つのものとして見る”という意味があります。更に、「同じ種類のものを一つのグループにまとめる」場合と、「一つの目的で仕事をしてくれるものをまとめる」という意味もあります。
例えば、朝食セットや荷造りセットなどです。洗面所では、化粧セットなどが当てはまると思いますが、まずは、「同じ種類のものを一つのグループにする」をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

整理収納講座を開催した時に必ずお伝えするのは、「やる気が出ても、帰りに収納用品を買って帰らないでください」ということです。講座を聞いて、片付けをやる気になってくれるのは嬉しいのですが、収納用品は整理が終わってから準備することが大切。
安易に購入すると、収納場所と収納用品の大きさや形が合わなかったり、色がバラバラになってしまいます。結局、収納用品の無駄買いをすることになってしまうので注意して下さいね。収納用品は、減らす作業が終わってからスペースにあったものを準備して収納しましょう。

きれいになって使いやすくなった場所を見たり使ったりする度に、思わずにんまりして自信と満足感が湧いてきます。そしてその気持ちが、また次の行動に向かわせてくれますよ。始めの一歩は小さくても、収納の輪が必ず広がっていきますから、まずは洗面所の片付けに挑戦してみて下さいね。

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住まいの仕事をする中で多くの収納悩み人に遭遇！”整理収納アドバイザー”として、あなたの一歩を踏み出すお手伝いをします。
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