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ふわふわ食感!老舗喫茶店「はまの屋パーラー」の【厚焼き玉子サンドイッチ】を食べてきた!

「たまごサンド」と言えば…

たまごサンドと聞いてどんなものを思い浮かべますか?ゆでたまごを潰したものにマヨネーズを和えた具のサンドイッチでしょうか。それもおいしいですが、最近の純喫茶ブームに乗って注目を浴びているのはあるお店の【厚焼き玉子のサンドゥイッチ】なんです!サンドイッチを「サンドゥイッチ」と表現するところにもこだわりを感じますよね。

今回は【はまの屋パーラー】の【サンドゥイッチ】をいただいてきました!実は【はまの屋パーラー】さんは45年以上続いた老舗喫茶店。2011年に惜しまれつつ1度閉店してしまいました。しかし2012年にレシピと技、そして心を受け継ぎ、新たなスタッフ、メニューで再スタートしました。

有楽町のビル内にある憩いの場所

メトロ有楽町線 有楽町駅から徒歩2分の新有楽町ビルの地下一階に【はまの屋パーラー】はあります。近くに「有楽町ビル」もあるので要注意です!

こちらが外観です。2012年に新装開店したのですが、昔来たことがあるような、懐かしい佇まいです。手書きの黒板が可愛い。

店内もレトロで落ち着く空間。いすや机は先代から受け継いだもので、お店の雰囲気もなるべく【はまの屋パーラー】そのままを目指しているそうです。赤茶のソファは重厚感があり、歴史を感じられます。

開店してすぐにサラリーマンの男性がコーヒーを飲みに立ち寄ったり、2~3人グループの女性が来店していました。また女性の一人客もちらほら。みなさん思い思いに過ごしており、心からリラックスしているようでした。都会の真ん中に自分の居場所があるなんて素敵ですね。

ふわふわ玉子サンドに見とれます

鮮やかな黄色と柔らかな白。ふっくらツヤツヤの厚焼き玉子と、しっとりふわふわのパン。見ただけで美味しさが伝わってくるような見た目です。チラリとのぞくレタスが可愛らしい。

ちなみにフルーツサンドのパン以外は焼いてもらうこともできます。しっとりとした口当たりのために、生と焼きで厚さを変えるというこだわりが。今回は焼いていないものいただきます。どちらも試したい!しっとり感のために重要なのは鮮度だそう。オーダーを受けてから作るというシンプルなことが大切で、しかしすごく大変なこと。

小ぶりなサンドをぱくりと一口。あ、これ前歯いらないです。しっとりしたパンとなめらかな玉子。口の中が幸せな柔らかさで満たされます。そしてシャキッというアクセントを加えてくれるレタスがかなりいい役割を果たしています。厚焼き玉子のふわふわの秘密は、しっかり火を通しつつ焦げ目をつけないこと!コゲのカリカリ感は、優しい口どけの妨げになるそう。シンプルながら絶妙の焼き加減です。

味付けはとてもシンプルで、卵の味がしっかりと伝わってきます。薄く塗られたマヨネーズとの相性は言わずもがな。噛むほどに、余計なものが入っていない力強い旨みを感じます。

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