包み方も味も個性的！魅惑の「水餃子定食」を味わおう

代々木上原エリアはおしゃれなカフェやバルが集まる美しい街。

これは私の勝手なイメージに過ぎないし、もちろん地元民が通う庶民派居酒屋や、500円ランチの店もあるとは思うのですが、でもやっぱり少し気合いを入れた服で、ちゃんとした気持ちで訪れたい。そんな街。

今回紹介するのは代々木上原にある「按田餃子（あんだぎょうざ）」 。代々木上原なら餃子屋だって店構えから素敵。2012年4月にオープン以来、多くの人が通うお店です。

店内はカウンター6席とテーブルの4人席がひとつ。頑張ればカウンターにもうひとりくらい入れそうだけど、それではこの落ち着いた雰囲気が消えてしまう気がしました。

この店は一人で来るにはぴったりだし、デートで連れてきてもらったらときめいちゃうし、男女関係なく入りやすいし、テーブル席が空くのを少し待てば（もしくは開店と同時に行けば）子どもと一緒に入ったっていい。

わかります。わかるよ。餃子、ごはん、スープ、どれも知らない見た目で戸惑っているのでしょう？スープは海藻スープ。ちゅるっと口に入るのが嬉しい。「ごはんにかけて食べる人もいるんです」と店長の按田さん。その食べ方、一番美味しいやつ！

こちらの"水餃子、らしきもの"。皮で餡を包み、半月状に折りたたむ。端と端をくっつけて完成！按田餃子独自の包み方は簡単で作りやすく、食べやすい。

中身の具は4種類の味が2個ずつ。8個入りです。包まれた状態では中身がわからない、当たりしかないロシアンルーレット。

最初4種類すべての具が出てくるまでかじって中身を確かめてしまうのは、なんだかビギナーな気がしました。でも確かめずにはいられない。確かめながらじっくり差を味わいたい。

白菜と生姜（鶏肉）はこれから紹介する味に比べるとベーシック寄りですがやはり変わり種。バジルやパプリカを使用しているためどこかアメリカンな香りが。実際外国の方に人気の味だそうです。

緑の具が見えた時の幸せ。鼻に抜けるすっきりとした香り、たまらない。私はこの味が特にお気に入りに。

どの味が人気ですか？と尋ねたところ、どれも同じくらいファンがいるとのこと。