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野菜の本来の旨味が味わえる!注目の「重ね煮カレー」を食べに行った!

毎日食べたいカレーに出会った。

昨年12月のオープンからわずか3ヶ月で、固定客と女性ファンの人気に火がつき、カレーマニアからも注目のお店となった「Curry&Spice青い鳥」。人気の理由は絵描かれたような美しい見た目のカレーと、深みのある味にある。重ね煮という作り方も他のカレーと違うところなのだ。

アクセントのブルーカラー

店名の青い鳥が示すように、店内には特徴的な青が様々に使われている。

Curry&Spice青い鳥の入り口のドアも青。

店内にいた青い鳥。

お皿も綺麗な青色だ。

店主の方は、青い鳥に幸せを運んできてもらうのではなく、青い鳥は自分のなかにいる という話を聞き、「Curry&Spice青い鳥」というお店の名前にしたそう。みんなの幸せが集まる場所。そんなカレー屋さんを目指しているのだろうか。

店主の方に内装について取材をすると「ロゴは知り合いがデザインしてくれたんです。」

「先ほどの入り口の塗装や、もともとカラオケスナックだった店内を改装したのは友人のお店をデザインしたアンティーク家具店の方に頼んだ。お皿は知り合いの陶芸教室の先生に作ってもらいました。」

「そう、これも。友人がお店のオープンを祝ってプレゼントしてました。」

…お分かりだろうか。ものすごい人脈の持ち主。その上趣味(特技といっても良い)も幅広い。

お店を開く前はインド料理を学び、稲庭うどんのお店で働き、お花の教室に通い、ヨガを行っていた。ヨガの後にカレーを食べるというイベントも行っていてそのとき重ね煮で作るカレーのアイディアに出会ったそう。

重ね煮って?

わたしも、みなさんも初めて聞いたであろう重ね煮。

簡単に言うと野菜を重ねて煮るもの。味付けはわずかな塩のみで、あとは野菜の本来の旨味、甘味のみである。といってもかなりしっかりと味がするから驚く。

重ねる野菜の順番が重要で、きのこ類など上に伸びるもの(陰性)を下に、真ん中に葉物野菜(中性)、上に根菜類、イモ類など下に向かって伸びるもの(陽性)を重ねる。

この順番を守るとそれぞれが真ん中に向かう力によってうまみが発揮されるのだそう。

クックパッドにもレシピが掲載されているので試してみてほしい。

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