子どもたちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う「食育」が重要と言われています。といっても、一体何から始めたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、子どもが大好きなメニューのレシピと合わせて、クックパッドの食育絵本サービス『おりょうりえほん』から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。
雨の日やあまりにも寒い日は外遊びを敬遠しがち。でも、いつものおうち遊びにはすっかり飽きてしまった……。そんな時はおうちの中で、子どもと一緒に「料理」をしてみませんか?
とはいえ、急に「子どもと料理」といっても、用意も面倒で、ハードルが高い!と思われる方も多いかもしれません。が、そんな時にとっておきの料理があるんです。特別な材料は不要で、みなさん必ず持っているアノ材料で簡単にできちゃうんですよ。
アノ材料とは「小麦粉」。そしておすすめの料理は「すいとん」です。包丁を使わずにできる料理なので、子どもと一緒に作るのにも安心! しかも、家にある食材で簡単にできて、本格的に寒くなってくるこれからの季節にピッタリなメニューです。
クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』が提供する絵本「へんしんできるかな」では、思い描いた通りに変身できずに落ち込む小麦粉のむぎたくんが、親や仲間と遊びながらすいとん生地に初めて変身する様子が描かれています。
いろいろな料理に変身できる小麦粉の親子。でも、むぎたくんはクッキーに変身しようとしても、テーブルの上に出されていたお箸につまづいてしまい、失敗。
そんな時、小麦粉のママは「変身しようと頑張ったね」とチャレンジしようとした気持ちを褒めてくれ、パパは「パパもいっぱい失敗したんだよ」と声をかけて励まします。
すると、むぎたくんは「初めから変身できなくてもいいんだ!」と気持ちを切り替えて、すいとんにチャレンジ。ママやパパ、仲間の力を借りて変身したすいとんは大成功です。
この本を親子で読めば、「料理は失敗しても大丈夫なんだ」と子ども自身が気付き、料理に対して興味を持ってくれるかもしれません。また、そういった小さな「大丈夫」と思う経験の積み重ねを通して、子どもの“失敗を恐れずチャレンジする気持ち”を育んでいきたいですね。
子どもにとって、小麦粉を丸めたり練ったりしながら作るすいとんは、粘土遊びの延長線上に感じられるはず。料理を手伝うという感覚ではなく、遊び感覚でできるので、小さなお子さんでも楽しんで作ることができますよ。
ぜひ、おうちで過ごす日は親子で料理を楽しんでみてくださいね。
小麦粉のむぎたくんがみんなの助けを借りて、遊びながらすいとん生地に変身するストーリーが描かれています。普段口にしている様々なものが小麦粉からできているということを学びながら、失敗しても大丈夫なんだと気づかせてくれる一冊です。
ふだんの生活を想定しながら、簡単な質問に答えるだけであなたにピッタリな「食育方法」 がわかります! 何から始めたら良いかわからないという方はぜひチェックしてみてくださいね!
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