cookpad news
コラム

年末の疲れに◎HOTな「美腸ドリンク」で、ホッとひと息いかが?【体の内側からキレイを目指す!美腸ライフVol.11】

食と健康のエキスパート・管理栄養士の藤橋ひとみさんが「腸活」に関する豆知識をお届けする連載。「腸」は美容・健康の鍵を握る臓器。様々な心身のトラブルの解消のために日々の食生活の中で継続して実践できるメンテナンス術を分かりやすくご紹介していきます。

寒さが本格的になるこの季節、アツアツの鍋料理やホカホカの肉まんなど、温かいものが身に染みますよね。年末年始のイベントシーズンにも関わらず、新型コロナウイルスの影響で気軽に出歩けない不安な日々が続くと、リフレッシュもしづらいと感じている方も多いのでは?

知らず知らずのうちにストレスや疲れを溜め込んでしまいがちな時期だからこそ、おうちでホッとひと息つきたいときにぴったりな、冬の「HOT美腸ドリンク」をご紹介します。

そもそも「美腸ドリンク」ってなに?

私がここで「美腸ドリンク」と呼んでいるのは、腸内環境の改善に良い働きをしてくれる、発酵食品や食物繊維、オリゴ糖を含む食品を組み合わせて作る飲み物のことです。

発酵食品はプロバイオティクスと呼ばれ、健康に有用な作用をもたらす生きた善玉菌が摂れる食品。食物繊維、オリゴ糖は、消化・吸収されることなく大腸まで達し、私たちの腸内にもともと棲んでいる善玉菌のエサとなり、善玉菌の数を増やすことで、腸内細菌叢のバランスを整える働きをしてくれるプレバイオティクスと呼ばれています。

今回はさらに、腸内細菌叢を介さずに直接腸に良い働きをしてくれるバイオジェニックスの1つである、ポリフェノールにも着目しながら、おすすめのドリンクを3つピックアップしてみました!

きな粉豆乳

温めた無調整豆乳1カップに、きな粉を大さじ1程度加えるだけの簡単レシピで作れる美腸ドリンク。皆さんも、きな粉も豆乳も、大豆からできている食品というのはご存知のはず♪ 大豆にはオリゴ糖や食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれているので、腸内環境の改善に一役買ってくれます。

甘さがある味がお好みの場合は、甘みが付いている調整豆乳を使って作ってもOKですが、せっかく美腸を意識して作るなら、オリゴ糖を含むはちみつや甜菜糖、オリゴ糖シロップを加えて甘みを調整すると良いでしょう。

はちみつフルーツティー

リンゴやキウイ、いちごやオレンジなど、お好みのフルーツを細かくカットし、温かい紅茶に入れて、はちみつを加えるだけ。フルーツやはちみつの量は、お好みで調整してください。

フルーツは、食物繊維の中でも不足しがちな水溶性食物繊維が摂れるので、ぜひ毎日の美腸ライフに取り入れていただきたい食品です。フルーツや紅茶にはポリフェノールが豊富に含まれ、はちみつにはオリゴ糖が含まれるのも美腸づくりにぴったりなポイント!

フルーツを一度に使いきれないときは、小さく切って残りを冷凍しておくと、次に作る際の手間が省けるので良いですよ。その日の気分に合わせてフルーツを変えれば、飽きずに楽しく続けられるはず。もちろん、紅茶の中のフルーツはスプーンですくって捨てずに召し上がってくださいね。

ビネガー甘酒

今流行りの米麹甘酒×ビネガードリンクをかけ合わせたドリンクです。米麹甘酒1カップにお好みのお酢を小さじ1程度加えるだけで出来上がり!

甘酒には食物繊維が、お酢には直接腸に良い働きをしてくれる酢酸が豊富に含まれています。それだけではなく、お酢を加えることで、甘酒の風味が苦手な方でも飲みやすいヨーグルトドリンク風に変身させることができるんです。

米酢、黒酢、りんご酢など、お酢の種類を変えると違ったテイストを楽しめますよ! お酢にお好みのフルーツと氷砂糖を漬けるだけで簡単に作れるフルーツビネガーで作っても、とってもおいしいのでおすすめです。

ココロもカラダも温まるHOTドリンクで美腸ライフを♪

TVや雑誌などのメディアの腸活特集で紹介されている「美腸ドリンク」は、スムージーがほとんどですが、冬に冷たいスムージーはあまり作る気がしないのでは? そんなときは、今回ご紹介をした温かいドリンクを活用していただけると嬉しいです。どれも簡単に作れるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

(全て2020年12月20日 参照)

管理栄養士 藤橋ひとみ(ふじはし・ひとみ)

I’s Food & Health LABO.代表。フリーランス管理栄養士として、商品開発やレシピ開発、コラム執筆やメディア出演、コンサルティング等、幅広く活動中。同時に、東京大学大学院にて医学博士取得を目指し、栄養疫学の研究に取り組んでいる。大のお豆腐好きが高じて、豆腐マイスターの認定座学講師として、国内外で日本の豆腐の魅力を伝える活動をしているなかで、その原料である大豆自体への興味が深まり、大豆関連の資格の制覇を目指し、学びを深めている。
近年は特に、豆腐を作る際に同時にできる「おから」に注目し、日本人に必要な食物繊維の宝庫でもある「おから」を、有効活用できる方法を広げる活動に注力している。著書に「おいしく食べてキレイになる!おから美腸レシピ(ベストセラーズ)」がある。

●所有資格
管理栄養士、調理師、製菓衛生師、豆腐マイスター、食育豆腐インストラクター、豆乳マイスタープロ、おから味噌インストラクター、ソイオイルマイスター、おから再活プロデューサー、インナービューティープランナー、ほか

【ホームページ】https://is-food-health-labo.com/
【ブログ】https://ameblo.jp/hitomi880807

シェアする