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鍋は冬以外にも楽しめる!新社会人にもおすすめの「ひとり鍋ごはん」

春になると新生活がスタートする時期。自炊はこれからチャレンジする、という方も多くなるはず。そんなときには、ひとりで気軽に楽しめる鍋がおすすめ。『罪悪感なしのひとり鍋ごはん 低糖質!食べても太らない即ウマレシピ』(三空出版)の著者・高嶋純子さんに、ひとり鍋の魅力やおすすめレシピを教えていただきました。

鍋は冬だけのものじゃない! ひとり鍋の魅力

鍋というと「冬の料理」「家族で囲んで食べるもの」というイメージを持っている人が多いと思いますが、冬だけに限定するのはもったいないです。世界にはいろいろな鍋の種類があって、暑い国でも食べられていますし、日本でも一年中楽しむことができますよ。春は白身魚、夏はレモンでさっぱり、秋はきのこなど、季節ごとの楽しみ方ができるのも魅力です。食材の組み合わせを変えれば無限大のレシピができるのが鍋のいいところだなと思います。

しかも、ヘルシーなのが嬉しいポイント。ひとり暮らしだと、どうしてもコンビニ食などに頼りがちですが、野菜や肉、魚が中心で、旨みたっぷりのつゆまで飲むことで栄養を余すことなく取り入れられます。たったひとつの器でお腹がいっぱいになるので、ダイエットをしている方にもおすすめです。意外と片付けも楽ですし、忙しい現代人にぴったりのメニューだと思います。

これからの季節におすすめの鍋レシピ

あたたかくなるこれからの季節は、“トムヤムクン”を再現した「トムヤムヌードル鍋」がおすすめです。酸味と辛味が効いていて食べやすく、“鍋=冬”のイメージを払拭してくれるおいしいレシピですよ。

「トムヤムヌードル鍋」

材料(1人分)

むきエビ……60g
しめじ……50g
緑豆春雨(下ゆで不要のもの)……40g
にんにく(すりおろし)……小さじ1
しょうが(すりおろし)……小さじ1
豆板醤……小さじ1
サラダ油……小さじ2
レモン汁……大さじ1
パクチー……適量
【A】
鶏がらスープの素(顆粒)……小さじ1
水……300g
砂糖……小さじ1/2
ナンプラー……小さじ1/2

作り方

1. 下準備
しめじは石づきを取り、小房に分ける。

2. 煮る
鍋に油をひいて火にかけ、にんにく、しょうが、豆板醤を入れる。香りが立ったら【A】を加え、ひと煮立ちしたらしめじと緑豆春雨を加える。

3. 仕上げ
春雨が透明になったら、むきエビを加えてサッと火を通す。レモン汁をかけ、お好みでざく切りにしたパクチーをのせて完成。

本場の材料やスパイスを揃えのるが難しい人も多いと思うので、このレシピではトムヤムクンペーストを使わずに、近くのスーパーで買える「豆板醤」と「レモン汁」を使って作りました。本場のスパイスは一切使ってないのに海外風の味を楽しむことができますよ。私の身近な人たちにも評判の良かったレシピです。

あとは、旬の白身魚を楽しめて、春雨の食感もおいしい「白身魚の春雨スープ鍋」もおすすめですよ。

タレでアレンジを楽しむ

おうちで鍋を楽しむときは、タレのアレンジも醍醐味のひとつ。あっさり味のときは、鍋がシンプルな分、タレでコクと刺激をプラスします。私はエスニック系が好きなので、おすすめは「サルサソース」です。鍋のタレにも合いますし、ちょっと焼いたお肉につけて食べたりしてもおいしいですよ。

私のレシピ本では、鍋料理以外でもこのようなタレや、副菜のレシピも掲載しています。特に、「にんじんのラペ」は人気で、私の家に来た友人からは「作り方教えて!」と言われることが多かったです。ピーラーでにんじんをスライスして、にんにく、オリーブオイル、レモン汁と和えるだけ。にんじんが嫌いな人もこれなら食べられるという人が多いです。

ひとり鍋はヘルシーで、自分好みの味を見つける楽しさも!

“ひとりで鍋”というとハードルが高いイメージがありますが、健康的な食事が楽しめるので、気軽に取り入れてみてください。これから料理を始めるという人も、最初はレシピ通りに作って、慣れてきたらプラスアルファで調味料を使って、オリジナルの鍋を作ってみるのも楽しいと思いますよ

また、私は調味料にはこだわっていて、特にオリーブ油、醤油、塩、みりんはお気に入りのものを見つけると、お料理がワンランクアップしますよ。ぜひ自分好みのひとり鍋を楽しんでみてくださいね。

(TEXT:河野友美子)

高嶋 純子さんの最新著書

罪悪感なしのひとり鍋ごはん 低糖質!食べても太らない即ウマレシピ』(三空出版)

仕事や家事を終えて頭も体もクタクタ。温かくて栄養のあるものを食べたいけれど、料理をする元気がなくて、結局コンビニのお弁当ですませてしまう…。そんな方にぜひおすすめしたいのが「鍋料理」です。 本書では、旬の食材をふんだんに使った季節の鍋料理をご紹介します。ダイエットをしている方でも罪なく美味しく食べられるように、低糖質・低カロリーにアレンジし、手軽に料理できるように、準備の方法や料理のコツなども掲載しています。シンプルだからこそ、食材の栄養も美味しさも丸ごと味わえる鍋料理。ぜひ日々のごはんに取り入れてください。

高嶋純子さん

キッチンスタジオ「JJ Kitchen in Tokyo 」運営。YouTube料理番組等で、レシピ開発、連載企画のフードコーディネートなどに携わる。

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