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コラム

いま大人気のサンドイッチ「沼サン」は、じつは男の時短料理だった!

いま、InstagramやTwitterなどのSNSを中心にネット上で話題になっているサンドイッチ「沼サン」。クックパッドニュースでも、ご紹介したところ大きな反響がありました。

たっぷりのキャベツをトーストでサンドした「沼サン」。作ってみたい!作ってみた!など、続々とSNSへの投稿が増えているようです。この「沼サン」をいつも朝食にしているのは陶芸家の大沼道行さん。今回は、大沼さんに「沼サン」の誕生秘話や作り方のポイントなどを伺ってみましたよ。

—「沼サン」が大きな話題になっていますね!
「いや、本当にあまりの反響に驚いています。いつも食べているただのシンプルなサンドイッチなのになんで??でも、みなさんが投稿している写真を、おいしそうだなぁと思って見ていますよ」

—この「沼サン」はどういった経緯でできたのでしょうか?
「若い頃、男の一人暮らしだと野菜を食べないでしょ?だから、何か野菜を食べなきゃと思って味噌汁、炒め物、サラダ、漬け物と何にでも使えるキャベツをよく買っていて。最初は朝ごはんにトーストとキャベツとベーコンを別々に食べていたんだけど、いつの間にか、昭和のパン屋さんで売っていたようなお惣菜パンみたいに挟むようになったんだと思います。フライパンを用意する必要もないし、お皿もお箸もいらないから片付けもラク

確かに、「沼サン」を分解すると、トーストにキャベツ、ベーコン、チーズと朝ごはんのメニューのよう!別々に準備するとなると、手間も時間もかかるので、忙しい朝には大変…。「沼サン」の色々詰まったサンドイッチは、沼夫さんの一人暮らしの中から生まれたアイデア料理だったわけですね。

ー実際に「沼サン」を作ってみて思ったのですが、あのキャベツ、挟むの難しくないですか?

「みなさんの写真みたいにキレイになんて作れませんよ(笑)。もちろん、はみ出てしまうので、お皿に残った分はそのまま食べてしまいます。キャベツの量はだいたいご飯茶わん山盛り一杯分くらい。マヨネーズは好きなので結構入れます。脂たっぷりのベーコンを使うとパンに染み込んでおいしいですよ。本当はもう少しカロリー気にした方がいいですかね(笑)」

キャベツたっぷりでヘルシーそうに見える「沼サン」ですが、意外と男のガッツリ料理だったんですね!野菜をとらなきゃ…でもお腹いっぱい食べたい!なんだかその矛盾わかります♪

—これを挟んでみたらおいしかった!という具材はありますか?

「いや、そんなにこだわって作っていなくて、基本はいつも同じ。でも、冷蔵庫に残っている食材があったら、挟むこともあります。酒のつまみに買ったミニハンバーグを挟んだらおいしかったな。毎日食べるものはシンプルで、たまにちょっと変わったものが入ると、なんだかうれしいですよね」

—沼夫さんから、「沼サン」を作っているみなさんに何か一言!
「写真をパソコンで見て、どれもおいしそうだなーと思って見ています。いろいろなアレンジをされていたり、ワックスペーパーで包まれていたり。この沼サンは、自分が食べ続けてきた中で落ち着いた形なので、みなさんもぜひオリジナルのマイベストサンドを見つけてほしいです。それで、『○○サン』って別の名前をつけていってくれたら面白いな」

確かに、沼夫さんにとってのベストサンドが「沼サン」なんですもんね。例えば、佐藤さんの作った「藤サン」や、小菅さんの作った「菅サン」なんて名前のみんなのオリジナルサンドがいろいろ出てきたら楽しそう♪

クックパッドでもみんなの「沼サン」投稿が増えていた!

クックパッドニュースを読んで、沼サンを作り始めたという人も多いようです。みなさんも、お気に入りの具材をサンドしたオリジナルの「○○サン」ができたら、ぜひ投稿してみてくださいね♪

奥様・ゆきさんのInstagramでは、おいしそうな沼サンの写真がたくさん投稿されていますよ。みなさんも「#沼サン」タグをつけて、作ったサンドイッチの写真を投稿してみてくださいね♪

取材協力

沼夫さん(陶芸家・大沼道行さん)
モダンな織部焼やお料理を引き立てる器を製作。Like Like Kitchen (東京・渋谷区)にて 器の販売、料理研究家の小堀紀代美さんによる大沼さんの器を使った限定カフェがオープン。期間は2015年3月26日(木)から29日(日) まで。

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