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熟成肉、馬肉、ジビエ、フォアグラ…昨年、肉料理にはさまざまなトレンドが起りました。2014年、クックパッドが注目するのは、ブラジルの代表的肉料理「シュラスコ」。シュラスコの基礎知識から注目の理由、レシピに至るまで要チェックの解説です!
「シュラスコ」は、ブラジルのバーベキュー料理のこと。串刺しにした牛や豚などの肉、野菜、フルーツを専用のグリルで回転させながら丹念に焼き上げます。多くのレストランに食べ放題があり、ウェイターが串ごとテーブルまで運び、目の前で食べたい量を切り分けてくれるというれしいサービスも評判です。
焼く時の味付けは、基本的に岩塩のみで、肉本来の美味しさを味わうことができます。肉のさまざな部位を楽しむことができるのも魅力で、特に「ピッカーニャ」と呼ばれるランプ肉が柔らかくジューシーと人気。ブラジルには、「シュハスケイラ」という専用のグリルが備えた家やバーベキュー施設も多く、週末になると友人や親戚を集めて、パーティーを開くことも多いそうです。
元旦に何気なくテレビを見ていると、『嵐にしやがれスペシャル』にゲストとしてサッカー界のキング・三浦和良選手が出演していました。嵐の二宮和也さんが「死ぬまでにこれだけは食べておけという食べ物は?」と質問したところ、カズ選手は「シュラスコにかぶりつけ!」と回答。カズ選手がブラジルで味わった思い出のシュラスコに嵐のメンバーが「旨い!旨い!」と目をキラキラさせて食べる姿が印象的でした。
また、2012年には『めちゃ×2イケてる』の「ガリタ食堂」で人気シュラスコレストラン「バルバッコアグリル」が登場。ガリタさんの素晴らしい食べっぷりと共に話題を呼びました。
そんなふうにメディアで少し取り上げられることはあっても、シュラスコが大々的なブームとなることはありませんでした。しかし、2014年の今年はサッカー・ブラジルW杯、そして2016年にはリオ五輪が控えているとあって、いよいよ流行必至の年となりそうです。「死ぬまでに一度…」ではなく、シュラスコを食べるのなら「今でしょ!」(←古い!)
嵐もカズ選手もガリタさんも夢中になったシュラスコをそろそろ皆さんも食べたくなってきた頃ではないでしょうか?おうちで簡単にできるシュラスコのレシピをご紹介します!
特別な材料や難しい手順も一切ありません。本来、シュラスコは肉の塊をオーブンで焼いて、表面を削ぎ切って作るものですが、ご紹介のレシピのように切り落とし肉を使えば、より簡単に作れますね。シュラスコにかける定番モーリョソースは、たくさん作ると他の肉料理やサラダにも使えて便利ですよ。
サトウキビの蒸留酒「ピンガ」にライム・砂糖を加えて作る「カイピリーニャ」は、ブラジルで最も人気のカクテル。爽やかな味わいとお肉がとてもよく合うそう。実は、去年の夏からじわじわと話題になってるともいいます。ご紹介のレシピのようにフルーツをたくさん入れるのもいいですね。
サンバの国であるブラジルの肉料理「シュラスコ」は、美味しいかつ見た目も鮮やかで、パーティーメニューなんかにもピッタリです。是非、今週末はたくさんのお肉とカイピリーニャを用意して、シュラスコパーティーを開いちゃいましょう!!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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