日焼け止めを選ぶときのひとつの基準が「SPF」と「PA」ですよね。この値、いったい何を表す数値なのか知っていますか?
太陽の光を浴びることで、シミやソバカスができるのはよく知られています。その原因となるのが、太陽光のなかでも紫外線B波と呼ばれる光です。SPFの数値は、紫外線B波を浴びてから、肌が炎症を起こすまでの時間を何倍遅らせるかを示したもの。通勤や買い物など普段の生活なら、SPF30前後で十分ですが、海や山へ出かけるレジャーやスポーツをするなら、SPF50のものを選ぶといいでしょう。
紫外線A波は、DNAを傷つけたり、コラーゲンを破壊してシワやたるみを加速させるやっかいな存在で、肌の老化の一因になります。PAというのは、この紫外線A波の防御指数を表していて、+が1つなら「効果がある」、+が4つになると「極めて高い効果がある」という具合に4段階に分かれています。エイジングサインが気になる人は、+が3つ以上のものを選ぶのがおすすめです。
この2つが紫外線対策には重要です。正しい日焼け止めの選び方と使い方を知って、夏になっても白い肌をキープしてくださいね。