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もう普通の餃子には戻れない!?話題の「ファイト餃子」に行ってみた!

巣鴨の地蔵通りを歩いた先に赤い暖簾のかかる餃子屋さんがある。 お店の名前はファイト餃子。一度聞いたら忘れないだろう。

本店を千葉県野田市に持つホワイト餃子の技術連鎖店(本店で技術の取得をしたが餃子専門店として経営せず、ラーメンやチャーハンなどのメニューもあるお店)として、お店自ら買い付けした最高の素材を使い、その店の味を提供しています。

餃子は10個で450円とお財布に優しい!ラーメンと餃子のセットやチャーハンとのセットもあり、私が伺った日には餃子定食を頼むお客さんが多かったように感じました。

早速餃子を注文。すると餃子を焼くのに15分ほどかかるとのこと。 家で焼くときそんなに時間かかったかな?と不思議に思っていましたが、その工程を見て納得しました。

手前のフライパンから三段階になっていて、 まずお湯を餃子の頭が少し出るくらいまでいれて茹でます。お湯が減ってきたら今度は餃子が隠れるくらいたくさん油を入れます。 少しするとお湯は蒸発して油だけになります。そこにまた先ほどと同じようにたくさん油を入れて揚げます。すべてのタイミングは時間よりも見た目と音で判断しているように見えました。

カウンター席に座るときつね色に仕上がる餃子を目の前で見ることができて、次は自分のかとわくわくしながら空腹と闘うことになるでしょう。

ついにきた!!

お皿にぎっしり並んだ餃子たちが最初に俺を食べてくれ!!と言っているかのようにそれぞれ主張してきます。手前の一際輝いている(ような気がする)ものをがぶり。

、、、あっつあつ!!!揚げたての餃子はパリパリで中はしっとり優しい味です。

中の具の材料は秘密ということなのでわかりませんが、一般的な中身が主役の餃子というよりはお互いを高め合うような、引き立て合うような素敵な関係の皮と具です。

上から見るとギッシリ感がよく伝わります。25個頼むとちょうどお皿いっぱいになるので何人かで一緒に食べるのがおすすめ。もちろん全部独り占めも可。ですが普通の餃子よりも断然皮が分厚いのでひとつひとつの食べ応えがしっかりしていることに気をつけて!

お店の方おすすめのお新香(夏秋はぬか漬け)もいただきました。季節にあった野菜を使い、さっぱりと食べられるお新香は餃子が焼きあがる時間までのおつまみにも、一息つきたい餃子の合間にも最適です。ビールを片手にお新香を食べて餃子を待っていれば常連客に間違われるかも!?

このお店の餃子は出来立てが一番美味しいことに間違いはありませんが、個人的には少し時間が経って皮が少し柔らかくなったものもかなり好きです。
一度茹でているためか皮はもちもちと弾力があり、ゆっくりと噛んで味わうことができます。 二度おいしいとはこのことを言うのですね。

外から餃子の持ち帰りを頼むお客さんもたくさん。冷凍の餃子をおうちで調理する場合、焼き餃子はもちろん水餃子にしてポン酢で食べてもおいしいよ!とお店の方が言っていました。素敵なアドバイスを聞き逃さないで!!

お店を出るときに「ありがとう」をお客さん一人一人にかかさずいっていたのが印象的でした。この店の常連になる理由はおいしさだけではないようです。

おなかも気持ちも元気になれる餃子を食べずに夏は終われない!!

ファイト餃子

住所   東京都豊島区西巣鴨3-7-3
営業時間 平日 : 11:30〜14:00、17:00〜20:00
     土日祭日 : 11:30 ~20:00
     ※売り切れ次第閉店
定休日  毎週火曜日(祭日は営業)/年末年始
HP    http://white-gyouza.co.jp/branch/sugamo.html

※現在の店舗で10月頃まで営業
11月頃 豊島区巣鴨4-23-6に移転予定

執筆:丸 美月

大学二年生
和菓子と豆とカメラが大好き。

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