世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。ポーランドに住むマサラさんの食卓へ!見た目に驚きを隠せないピンク色のポーランドの夏スープを作ってもらったそうですよ♪
世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先で現地の人を訪ねて、世界中の食卓を実際に取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。
第16回目は、東欧のポーランド!
ポーランドの人は、基本的にご飯を家で食べると言われています。まさにKitchHikeをするにはふさわしい国! ポーランドを紐解いてみると、まるでジェットコースターのごとく波瀾万丈な歴史があることに気付きます。 16世紀末から17世紀前半にかけては100万km²を越える中央ヨーロッパ最大の国家でした。
それが18世紀末、ロシアやオーストリアなど隣国のからの分割統治により、まさかの完全消滅。 その後、第一次世界大戦中に起こったロシア革命までの100年以上、国のない状態が続きました。
第二次世界大戦では、ドイツとソビエトの密約によって再び分割統治され、国が解体。戦後、社会主義国家として再スタートしたのが1952年。なかなかしびれる歴史を持っているのです。
この歴史を見ればわかるように、長らく劇的に変わり続けたポーランドは、ヨーロッパ中の人や文化が交り乱れ、さまざまな食習慣を取り入れた結果、‘食文化のモザイク国家’と呼ばれるほどになっています。
さて、そんなさまざまな食が存在するポーランドの食卓はどんな感じなのでしょう?