世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。ポーランドに住むマサラさんの食卓へ!見た目に驚きを隠せないピンク色のポーランドの夏スープを作ってもらったそうですよ♪
今回訪ねたのは、首都ワルシャワに住むフォトグラファーのアンナさんの食卓。ポーランドの家庭料理の定番とも言える伝統的な「ビーツとケフィアの冷製スープ (フゥオドニック)」、そして「ベイクド・ズッキーニ」を作ってくれました。
ポーランドは主食がパンで、そのお供はスープです。ポーランドには多種のスープがあり、夏にはこのピンクの冷製スープ「フゥオドニック」が定番です。 材料はテーブルビート、ケフィア、レモン、キュウリ、ディル。たっぷりのレモンを絞って、さわやかな酸味を思い切り味わえるのが特徴です。
ピンク色の正体であるテーブルビートを細かく切り、ひたひたの水で柔らかくなるまで煮ます。
スープにはゆで卵も入ります。
色味は薄みがかったピンク色。普段あまりみない色の食べ物に驚きを隠せませんが、とにかく体に良さそう!
ひとくち食べてみると、なんとも爽やかでヘルシーなテイスト。 ゆで卵も入っているのでほどよくお腹を満たし、かつ火照った体を冷ますのにちょうどいい。
夏バテ予防にもよさげな、夏にピッタリのスープと言えるでしょう!
そして、もう一つは「ベイクド・ズッキーニ」。大きなズッキーニをザクザクと切り……。
オーブンでじっくり焼きます。
まだまだ知らない魅力が詰まっているであろうポーランド。 アンナさんのおかげでポーランドを垣間見ることができました。 お腹が空いたら人とつながるいいチャンス。腹ペコは、世界を知るよいきっかけです。 食卓を通じて、世界とつながる、それがKitchHikeです!
正直言って、あまり食欲をそそられない色味。調理過程を見ていたので、材料は知っているし、もちろんあやしい料理でないことはわかっていますが、頭と胃袋はどうも別の管轄のようです。
ひとくち食べてみて、驚いたのがまずその爽快感。暑い夏にぴったりのサッパリテイスト!火照った体が内側から冷えていくのがよくわかります。油も一切使っていないので、どれだけ飲んでもくどくなりません。こってり系のおいしい料理にありがちな、ひとくち目はおいしいけど、だんだん味がしつこくなり、食後は体が疲れてだるくなるあの感じとは真逆で、食べるほど体が軽くなってきました。伝統的な食べ物は、その土地の気候や季節と大きく関係しているんだなと身をもって感じました。暑い季節にまた食べたくなる逸品でした!
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