長らく男性が女性に作ってほしい料理の上位に君臨し続ける「肉じゃが」。その真偽は議論の余地がありそうですが、肉じゃが好きな男性は多いはず。手順も簡単で、肉・野菜豊富で栄養もたっぷりとれる肉じゃがは、男料理にもオススメです。今回は、そんな肉じゃがをたくさん作りすぎてしまった…という時のリメイク術をご紹介します。
牛肉もしくは豚肉、じゃがいも・にんじん・玉ねぎなどの野菜を適当な大きさにカットし、鍋で炒めた後、水・だし・しょうゆなどの調味料を加えて煮込むこと数十分で誰でも簡単に作れる肉じゃが。家庭料理の定番としてはもちろんのこと、「おふくろの味」を想起させる料理、「女性に作って欲しい」料理としての人気も高いものですね。
一説によると、肉じゃがの発祥は“日本海軍”、そして考案者は海軍元帥・東郷平八郎だというのです。明治時代初期イギリスに留学していた東郷は、現地で食べたビーフシチューの味の虜になったといいます。明治20~30年代、脚気が流行し、軍人の健康状態を心配した東郷はビーフシチューを艦上食に提案したそう。ただ、当時の日本ではデミグラスソースやワインが入手しづらかったために、醤油をベースに味付けした「和風ビーフシチュー=肉じゃが」が生まれたのだとか。
起源を遡ることでわかったのは、肉じゃがは今も昔も男のパワーの源であり、男心をそそるメニューだということ。やや強引ではありますが、料理男子にとっても必須のメニューであることは間違いなしです!!
男料理の特徴の1つと言えば、量を考えずに作りすぎてしまうこと。ただ、肉じゃがに関しては大いに作りすぎることをオススメします。なぜなら、栄養満載でダシ・具材の旨味たっぷりの肉じゃがは、リメイク料理にもってこいだからです。さぁさぁ、昨日の肉じゃががより美味しい一品に変身しますよ~!!