キリリと酸のきいた、さわやかな味つけがおいしい季節の到来です。そこで注目したいのが「塩レモン」。クックパッドでもこのところ検索が急増中です。爽やかな酸味でこれからの季節にぴったり。いま漬ければ一ヵ月後には、そのおいしさに出会えますよ。
4月に入ってクックパッドの検索数が急増した「塩レモン」。テレビや雑誌でも話題ですね。モロッコでは調味料としておなじみ、タジン鍋など煮込み料理に使われているとか。
レモンの塩漬けやレモンソルトとも呼ばれていますが、ちまたで流行しているのは「塩レモン」の呼び名。塩味も酸味もまろやかで、ソテーやマリネ、ドレッシング、ドリンクにと幅広く使える万能調味料です。
スライス、もしくはカットしたレモンと塩を合わせて一ヵ月ほどつけておけばできあがり。保存ができるので、多めに仕込んでも大丈夫です。ただし、皮ごといただくので、できれば国産のノーワックスで無農薬(低農薬)のレモンを使いましょう。
基本の材料は、レモンとレモンの重量の10%の塩。レモンの切り方は、ソテーに添えたりするにはくし切りもおすすめですし、スライスは刻んでドレッシングなどに加えるときに便利。用途に合わせて工夫してみてください。
応用編として、少量の砂糖を入れたり、ローリエなどを入れて香りづけしたり、お好みでいろんな塩レモンが作れます。じっくり一ヵ月待って食べる人もいれば、5日ほどのまだ酸の強い味を好む人も。フードプロセッサーでペースト状にしても使い勝手がよさそうですね。
「塩レモン」を検索すると212品ありました(2014.4.25時点)。あとは、「レモンの塩漬け」「レモンソルト」をキーワードに探してみることもおすすめします。
塩レモンのさっぱりしたおいしさはもちろんですが、自分で漬けたものをアレンジするとハッピーな気持ちに。素敵なビンに入れてプレゼントしてもステキ!
(TEXT:大森りえ/ライツ)