コラム

白いご飯が進む！進む！韓国の家庭料理に学ぶ美味しいおかず。

2015年11月22日更新

世界の家庭料理を旅しよう！世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回、訪ねたのはソウルから移住したというウ二ヒさんの食卓です！「海鮮テンジャンチゲ」と「豚肉と野菜の炒めもの」をごちそうしてもらったそうですよ。

コチュジャンは、万能調味料！

作ってくれたのは「海鮮テンジャンチゲ」と「豚肉と野菜の炒めもの」。「テンジャン」は味噌、「チゲ」は具沢山のスープのことで、韓国では定番の家庭料理です。具材は、先ほど市場で買った新鮮なエビ、海で収穫したばかりの貝など、済州島の海の幸がたっぷりのチゲ。

砂抜きをし、手間はかかりますが、貝の身もひとつずつ取り出していきます。

魚介の旨味が詰まったスープに、味の決め手となる味噌を入れます。

そして、「豚肉と野菜の炒め物」は、済州島名物の黒豚のバラ肉をたっぷり炒め、

火が通ったら、そこにこれまたたっぷりの野菜を投入します。

忘れてならないのは、やはりたっぷりのコチュジャン！韓国料理には不可欠です。

仕上げに、裏庭で生えていたエゴマの葉っぱをたっぷり入れます。食べる前ではありますが、この匂いだけでも、ご飯が進みそうです！

そして、いざ実食。

ん〜、おいしすぎる……！ご飯が止まりません！今までの海外の料理ももちろんとてもおいしかったのだけど、やはり白いご飯とそれに合うおかずが一番。最高です。

ウ二ヒさんに笑顔で見守られながら、お腹いっぱいになるまで食べてしまいました。

日本に最も近い国、韓国。中でもゆっくりほっこりと時間が流れていた済州島。

島の家庭料理を通じて、島暮らしのなんたるかと垣間見ることができました。是非またおじゃましたい食卓です！

実際に食べてみた感想

まず、美味しすぎたのが海鮮たっぷりのテンジャンチゲ！さすが島の料理はひと味違いました。ふんだんに使った海の幸から出る出し汁でスープの深みが半端じゃない。韓国料理らしくしっかり辛いのですが、もうひとくちもうひとくちと止まりません。済州で獲れる海老のエキスと裏庭で採れたゴマの葉っぱがアクセントになります。

済州の名物、黒豚の炒め物も白いごはんにピッタリ！どの逸品もごはんに合うのが韓国料理の特徴みたいですね。日本人にも馴染みやすいのでは？日本ではなかなか味わえないクセのある辛さが文字通りにクセになりました。野菜もたっぷり使っているので、食後の胃もたれも少ないです。これなら毎日でも食べられそう！済州島の魅力にどっぷり浸かった食卓なのでした。

執筆： KitchHike（キッチハイク）

世界中の食卓で料理をつくる人（COOK）と食べる人（HIKER）をマッチングするWebサービス。現在28ヶ国500以上のメニューを公開。KitchHikeマガジンやFacebookでおいしい情報を発信中！ https://kitchhike.com

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