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【乾燥肌・肌荒れに】今が旬のおいしい「牡蠣」で美肌を手に入れよう!

漢方・薬膳の総合ポータルサイト「漢方デスク」が、漢方医学の考え方に基づいて、食事やライフスタイル、漢方薬について提案します。

ホルモンバランスの乱れで肌トラブルに悩んでいない?

寒さや生活習慣の乱れなどでも、ホルモンバランスは乱れることがあります。ホルモンバランスが乱れると、乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなります。
また、漢方医学的には血(けつ)が不足すると肌トラブルが起こりやすくなります。今回は、旬の食材である牡蠣の薬膳効果をご紹介します。

牡蠣の嬉しい効果って?

薬膳的には身体を潤して血を補う効果があるとされ、乾燥肌や肌荒れの改善 に効果が期待できます。また、栄養学的にも「海のミルク」と呼ばれるほど豊富なミネラル類を含み、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。
漢方医学でいう 血(けつ)は全身に栄養を運ぶ役割があります。そのため、血を補う食材を摂ることは肌にも栄養が行き渡り、肌トラブルの改善に役立ちます

牡蠣の殻は漢方薬に使われる?!

牡蠣の殻は「牡蛎(ボレイ)と呼ばれ生薬として用いられ、漢方薬に含まれています。 漢方では、 精神不安、不眠、寝汗の改善に用いられています。 実際の漢方処方では、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) などに含まれ、 主に 気持ちを落ち着かせるために用いられます

牡蠣を取り入れるおすすめレシピ

牡蠣、ほうれん草、チーズは血を補う食材であるため、肌荒れの改善に相乗効果が期待できます♪

米は気(エネルギー)を補うため、牡蠣と組み合わせることにより潤い効果が高まります。

血を補う食材である牡蠣は、血の巡りを良くする食材(酒)、気の巡りを良くする食材(青じそ、鷹の爪)と組み合わせると効果が高まります。食材との組み合わせで、牡蠣の持つ効果を高めて美肌を手に入れましょう♪

漢方デスク薬剤師 小屋原佳苗

漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。

監修:漢方デスク

漢方デスクは漢方・漢方薬・薬膳の総合ポータルサイトで、個別のタイプに合わせた薬膳、ツボ療法、漢方薬、生活習慣の改善等の日々の生活に取り入れられる健康情報お届けします。

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