お肉=太るものだと思っていませんか? ここ最近の研究によれば、それは間違いだということが判明。ダイエットの敵と思われてきた肉こそ、実は美容と健康のために意識して食べたい食材なのだとか。さてその秘密とは?
11月19日放映の「あさイチ」(NHK)のテーマは、今巷で話題&人気の「赤身肉」(牛赤身肉)でした。お肉=太るというイメージが根強かった昔とは違い、今は若い人ほど積極的にお肉を食べるようになっているそうです。その理由は、お肉に含まれるある成分が脂肪代謝を促すことがわかってきたから。特に19日放映のNHK「あさイチ」で取り上げた「赤身肉」は低カロリーなうえ、貧血予防に必要な鉄分、脂肪燃焼を促すL-カルニチンという女性に嬉しい成分がたっぷり。実はこのL-カルニチンという成分は、カラダの中で作り出すことができる成分なのですが、年を重ねるごとに作る量が減ってしまうという特性があります。だから、カラダの中で作る量が減る分、口から食べる量を増やすことが必要に。つまり、赤身肉は、痩せたい人はもちろん、貧血気味な人や疲れやすい人ほど積極的に食べたい、この冬大注目の食材なのです。
ヘルシーだけど煮たり、焼くとなんだか固くなって……という意見の多い赤身肉。番組ではやわらかくするためのとっておきのテクニックとして、ヨーグルトを紹介。クックパッドでも、「赤身肉」「ヨーグルト」というキーワードで、いくつか美味しそうなレシピを発見!
鉄分たっぷりの赤身肉は、同じく鉄分豊富なほうれん草、小松菜といった野菜と一緒に食べることで、さらにパワーを発揮! 鉄分豊富な野菜とのコラボレシピも、いろいろあって美味しそう。
管理栄養士の伊達友美さんよれば、赤身肉は週2,3回程度、自分の手のひらぐらいのサイズの量を食べるのがおすすめとのこと。美容と健康のためにも、積極的に赤身肉を摂りたいですね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)