冬野菜の代表といえば、なんといっても大根。この時期は、スーパーでもたくさん売られていますよね。安くて家計にも優しい大根ですが、まるまる一本買っても、料理法がワンパターンになってしまい、結局食べきれずにダメにしてしまうという人も多いよう。和食のイメージの強い大根を、飽きずに美味しく食べきるにはどうしたらいいのでしょうか?
大根料理といえば、おでん、ふろふき大根、サラダなど、和風でサッパリした味付けのレシピを思い出す人が多いのではないでしょうか?
じっくり煮込んで味の染み込んだ大根は、味わい深くてカラダもポカポカと温めてくれる優秀食材。でも、毎回煮るだけ、刻むだけでは飽きてしまうのも確かです。11月19日放映の「moco’sキッチン」(日本テレビ「ZIP!」)では、大根を飽きずに食べるレシピとして「鶏肉と大根のクリーム煮」が紹介されていました。大根を生クリームやバターで味付け?と一瞬驚いたものの、画面から漂ってくるクリーミーさは本当に美味しそう。朝ごはんを食べたばかりなのにお腹がグーグー鳴ってしまったほど。以前カレー屋で大根カレーというのを食べたことがあるのですが、これも意外にマッチしていて美味でした。大根って実は洋食向きなのでは? と思って、レシピを調べてみました。
良くも悪くも自己主張しない大根には、意外に洋風のコッテリ味が合います。むしろ淡泊すぎる大根だからこそ、生クリームやクリームチーズ、ホワイトソースなどの濃いめの味付けが引き立つのかも。一品料理としてはインパクトがない大根料理ですが、これなら立派なおもてなし料理に!
同じ大根でも、ちょっと違ったアレンジが楽しめるのが切り干し大根。1年中安く手に入って保存が効き、しかも応用の効くお利口食材を活用できるレシピとは?
どうです? 早速、スーパーに買いに行きたくなったのではないでしょうか? 和風味の大根料理に飽きてきたとき、ちょっと挑戦してみると、また違った味わいが楽しめますよ。(TEXT:黒沢るか/ライツ)