日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
旬を迎えて美味しい食材といえば、アスパラガス。健康に役立つと話題のパワーフードですが、今回はそんなアスパラガスに新たな成分が発見されたとの情報が!さっそくリポートを開始したいと思います。
6月23日放映の「あさイチ」をご覧になった人はいらっしゃいますか?今回のテーマは、「アスパラガス」。アスパラガスといえば、「疲労回復」に効くアスパラギンや「動脈硬化を防ぐ」ルチン、「貧血予防」の葉酸など栄養たっぷりな野菜として知られていますね。番組によれば、アスパラガスにだけ含まれる新成分が新たに発見されたそうです。
新たに発見されたのは、「アスパラプチン」という血圧降下作用のある成分。含まれているのは、ハカマと呼ばれる部分です。そう、アスパラガス料理のときに下処理で捨ててしまうことが多いあの部分なんです。
実は他にもすごいパワーが。固い筋が残りがちなアスパラガスは、食べやすくするため、皮をむく長さの目安がわかる方法を以前「あさイチ」でも紹介していました。最近の研究でこの固い根元の部分にストレスを軽減してくれる効果があることがわかったのだとか。この効果を発見した食品メーカーのある北海道では、すでにこのアスパラガスのパワーの効果に注目したサプリメントやカレーなどが売られているそうです。
番組では、捨ててしまいがちなアスパラガスの茎やハカマを活用したレシピも紹介してくれましたよ。「解決!ゴハン」のコーナーでおなじみの、料理研究家の小林まさみさんとまさるさんが教えてくれたのは、「アスパラガスのまるごとごまあえ」。
アスパラガスは、茎の根元から約5㎝を厚さ2㎜ほどの薄い輪切りにし、残りの穂先と茎を1㎝幅の斜め切りにしておきます。
鍋に湯を沸かし、まずは斜め切りにした茎をすべて加え、約30秒間ゆでましょう。次に斜め切りした穂先を加え、約10秒間ゆで、ザルにあけて湯をきり、粗熱をとります。
輪切りしたアスパラガスは水を入れた小鍋で、3分ぐらい蒸しゆでに。
輪切りの部分をすり潰し、ある程度すれたらいりごま、取っておいたアスパラガスの蒸し汁、しょうゆを入れてさらにすります。最後にゆでた穂先や茎と和えれば完成。
切り方と煮る時間にさえ気をつければ、あとは和えるだけだから、簡単で嬉しい。砂糖を使っていないのに、甘みがあるのも特徴です。それはアスパラガスが根元に糖分をたくさん蓄えているから。自然な甘みにつられて、子どももパクパク食べてくれそう。
せっかくなので捨ててしまいがちなアスパラガスの茎を使ったレシピを、クックパッドで探してみましたよ。
いかがですか?グルタミン酸も含まれているアスパラガスは、ダシも取れる優秀食材。皮にポリフェノールも含まれていてと、とにかく捨てるところがないのがスゴイですね。ぜひいろいろなレシピに活用してみてください。 (TEXT:森智子)
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