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健康のためにもたくさん食べたい野菜。でも、小さな子どもはなかなか食べてくれなくて苦労しますよね。7月3日放映のNHK「あさイチ」では、そんな野菜嫌いの子どもに野菜を食べてもらう、簡単だけど効果テキメンのテクニックを紹介していましたよ。その方法とは?
7月3日放映のNHK「あさイチ」の「解決!ゴハン」に寄せられたのは、野菜嫌いの子どもが「なす」を食べてくれないという悩み。その悩みを解決すべく登場したのが、いつも驚きのレシピで料理の楽しさを教えてくれる、シャンソン歌手で料理愛好家の平野レミさん。いつもながら、平野さんが出演されるときは、おなじみのコーナーも不思議とにぎやかになりますね。
さてそんな平野さんによると、野菜嫌いのお子さんに野菜を食べてもらう秘訣は、とにかく野菜と気づかせないでまず食べさせること。そして「おいしい」と喜んでいるところで、「これには野菜が入っているんだよ」と教えて子どもを驚かせ、「野菜って意外においしい」と気づかせること。
子どもにわからないように細かく刻んで野菜を入れて食べさせるという工夫をしているお母さんは多いと思いますが、この「意外においしい!」と気づかせることが、実はすごく大事なんですね!そのために平野さんもいろいろと工夫をされているようです。レシピと一緒にそのテクニックをご紹介しましょう。
今回平野さんが作ってくれたのは、お孫さんも大好きな「3時のおナス」というレシピ。
まず、なすはヘタを取り、タテ4等分に切ります。皮にタテに隠し包丁を入れて塩水に10分間つけておきましょう。タテに隠し包丁を入れるのは、なすと気づかれないため。斜めに入れてしまうと食べたときになすの皮の部分が出てきて、なすとわかってしまうからなんだとか。さすがプロの知恵、覚えておきたいですね。
次にボウルに卵、ホットケーキミックス、牛乳を入れてよくかき混ぜます。そこにさらに粉チーズ、みじん切りにしたベーコン、ケチャップ、カレー粉という子どもの好きな味をどんどん加えてかき混ぜておきます。このときはドロドロとする感じで。あまり柔らかくしすぎと揚げるときに落ちてしまうので注意。
なすは紙タオルでよく水けを取り、串に刺したらかたくり粉を薄くまぶし、先ほど混ぜ合わせた生地をつけて、160度の揚げ油でじっくりと揚げます。これにトマトケチャップやマスタード、メープルシロップをつけていただきます。
「なすにメープルシロップがショッキング」と言っていたゲストのRIKACOさんも、「なすの感じが全くない。美味しい」と大絶賛!確かにこれなら、なす嫌いな子どもでも喜んで食べてくれそう。サプライズありの野菜を使ったレシピ!もっと知りたいという人のために、クックパッドで探してみましたよ。
本当に野菜!?と驚くようなレシピがいっぱいでしたね。まるでフルーツを食べているかのような感覚で味わえるベジスイーツを作ってみませんか?(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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