日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
カラフルな色合いが見ているだけで元気を与えてくれる夏野菜。その夏野菜をたっぷり使う料理といえば、「ラタトゥイユ」です! いろいろな野菜がたくさん入って、暑い夏でもペロリと食べられちゃう♪ 「ラタトゥイユ」の魅力に迫ります!
いよいよ暑い夏がスタート。ジリジリ太陽に照らされてすっかり食欲ダウンしてしまった体には、栄養満点の夏野菜が不可欠。そんな夏の野菜増量にぴったりなのが「ラタトゥイユ」。フランス版おふくろの味ともいえる「ラタトゥイユ」は、煮込むことで、野菜のかさをダウン。さらに、いろいろな野菜のうまみが溶け合って、極上のおいしさに仕上がります。しかも冷やしてもおいしいから、さっぱりと食べられるのもうれしいポイント。おかずとして食べるほか、肉や魚料理のソースや、パスタソースにも♪ 今や、日本の家庭でもすっかりおなじみになった「ラタトゥイユ」。クックパッドにもたくさんのおすすめレシピがありました。
「ラタトゥイユ」をおいしく作るポイントは、野菜から出る水分だけでコトコト煮込み、うまみをしっかり出すこと。とはいえ、夏のキッチンでの長時間の煮込みは、つらいですよね。クックパッドにたくさん投稿された「ラタトゥイユ」レシピの中には、暑いキッチンでも作りやすい、夏ならではの工夫がいろいろ紹介されていましたよ。
なるほど、野菜ジュース入りなら、短時間の煮込みでもこくがアップしますよね。電子レンジの賢い使い方も夏には必須事項。おいしさをキープしながら、手間なしなのがうれしいですね。
さらに、さっぱりと和食に合わせたい、という人におすすめなのが、和風の「ラタトゥイユ」。調味料にひと工夫で、フレンチがたちまち和風になります! 和風ならではの野菜を加えるのも楽しいです。
ところで、「ラタトゥイユ」に似た料理として、よく取りあげられるのが「カポナータ」。その違いは、「ラタトゥイユ」が南フランス生まれなのに対し、「カポナータ」は南イタリア生まれ、というわけです。他にも「カポナータ」は、なすを素揚げしてから使う、「ラタトゥイユ」はトマト煮に対し、「カポナータ」は酢を使うなど。いろいろありますが、どちらもそれぞれの国の家庭料理。各家庭によって作り方も千差万別なのでしょう。野菜をたっぷり食べるために、世界中のお母さんが考える愛情料理は、万国共通なのかもしれませんね。(TEXT:田久晶子)
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