V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
冬の鍋に欠かせない食材といえば、旬のたら。今回は、そんな"たら"の大特集です。鍋に入れてよし、焼いてよし、揚げても美味しい"たら"の魅力を丸ごとお届けします。
12月13日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になりましたか?今回の特集は、生活に役立つ「スゴ技と知恵」をクイズ形式で紹介するコーナー「スゴ技Q」でした。取り上げられたテーマは、鍋に欠かせない旬の「たら」。匂いが独特、煮崩れする等たらの悩みに答えつつ、美味しさを引き立てる絶品レシピをご紹介します。
まずはたらの臭みを取る技からいきますよ~。それはなんと砂糖をかけて20分おいて水を出し、玉酒(水5:酒1の割合で混ぜたもの)で洗うこと。砂糖の分量はたらの重さの1%ぐらい。甘塩のたらの場合は、塩を入れた水に入れ、20分ぐらいつけておけば、臭みが抜けますよ~。
次は身崩れの悩み。身崩れを防ぐコツその1.は「片栗粉を薄くまぶす」こと、その2.は「穴あきのお玉にたらを置き、90℃のお湯で5秒ぐらい湯引きし、氷水に入れて身を締める」こと。
実はこの温度が大切。これより低い温度だとたらに含まれるコラーゲンが出てしまってパサパサになってしまい、これ以上高いと身が固くなってしまうのだとか。湯引きしたたらを使えば、鍋に入れても煮崩れすることなく、プリプリの美味しいたらが食べられるというから嬉しいですね。
たらといえば鍋のイメージが強く、レパートリーが少ないという意見も。番組ではたらの新たな料理バリエーションとして、たらの消費量が世界一と言われるポルトガルで、365日使われているバカリャウこと、塩漬けした干しだらを使ったレシピを紹介していましたよ。
せっかくなので、今回は日本では手に入りにくいこのバカリャウ代わりになる「たらフレーク」の作り方をリポートします。
作り方はとても簡単。砂糖をかけて臭みを抜いたたらに酒をふり、ラップをかけてチンするだけ。目安はたら300gにつき、電子レンジで6分。蒸し汁に浸したまましばらくおき、食べやすい大きさにほぐせば「たらフレーク」の出来上がり。このフレークが便利なんです。コロッケやグラタンに入れたり、かき揚げにしても美味。クックパッドにもたらを使ったレシピがズラリ!いくつかピックアップしてみました。
いかがでしたか?鍋のたらもいいけれど、ポルトガル風のレシピも美味しそう。ぜひいろいろなアレンジで、旬のたらを思う存分味わってみてください。 (TEXT:森智子)