旨味たっぷり！鶏手羽元で「新ごぼうのみそ煮」

4月から一人暮らしを開始したのを機に、料理を作り始めた。そんな人もそろそろ慣れて、だいたいのメニューをうまく作れるようになっているのでは？でも、何度作っても難しいのが、煮物。今回は、そんな煮物を簡単に、しかも美味しく作る！プチテクをお伝えします。

5月15日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になった人はいらっしゃいますか？おなじみの料理コーナー「解決！ゴハン」の今回のテーマは、「煮物」。「どうしてもうまく作れない」という悩みに、料理研究家の清水信子さんがこたえてくれました。

ポイントは、うまみが豊富でだしいらず、そして長く煮ても肉が固くならない「鶏手羽元」を使うこと。さっそく「鶏手羽元と新ごぼうのみそ煮」をご紹介しましょう。

新ごぼうは優しく洗って乱切りにし、水につけます。つけた水は後で使うので、捨てずにとっておきましょう。次はこんにゃく。手でちぎり、水からゆでましょう。ゆでることで余分な水分を出し、煮汁を吸わせやすくなるそうですよ。2～3分間煮立てたら、ザルにあけておきます。

鍋に水をいれ、先ほどとっておいたごぼうを浸した水をイン。みそ、はちみつ、酒を加えたら、火をつけます。強火で煮立てたら、鶏手羽元、新ごぼう、こんにゃくをプラス。落しぶたをしたら、中火にして15～20分間煮ましょう。火が通っているか確認したら、仕上げのみそをイン。絡めるように全体に混ぜたら、まずフタをします。そこから火を消して3～4分おきます。これを料理では「鍋止め」と言って、余熱で火が通りやすくなるのだとか！プチテクですが、これが味のしみたプロの味わいにするコツなんですね～。

鶏手羽元だと固くならず、だしが不要。だし汁を作るのって意外に面倒なので、これは助かりますね。せっかくなので似たレシピがないか？クックパッドで探してみましたよ。

いかがですか？使う調味料は、みそ、酒、はちみつの3つだけというのもいいですね。みそとはちみつがよく染みたコッテリした味わいは、お酒のおつまみやお弁当にもよく合います。さっそく作ってみてください。(TEXT:森智子)