ワンコインを下回るサラリーマンの平均ランチ代。節約に“愛妻弁当”が貢献？

朝から夜まで忙しく仕事に励むサラリーマンにとって、もっとも楽しみなのがランチタイムではないでしょうか。ホッと一息ついておいしいものを食べれば、午後への活力となるものです。そんな男性のランチ事情について、興味深い結果が明らかになりました。

11月22日の「夫婦の日」にちなんで明治安田生命保険が行った調査によれば、既婚男性が平日のランチにかけるお金は、「平均437円」だとか。ちなみに、前年の同調査では535円という結果。１年で98円も平均金額が下がっていることから、ランチ代を節約する男性の努力がうかがえます。

金額別の内訳は、お弁当を持参するため「0円」とする男性が30％で一番多く、次に「500円台」（25.6％）。家族や自分のためにお弁当をつくる男性も少なくありませんが、「いい夫婦の日」にちなんだ調査という点から言えば、節約に多くの妻が内助の功ぶりを発揮している、という結果になるでしょう。

一方、気になる既婚女性の平均は、男性の1.8倍の778円。「1000円～1500円未満」が35.5％でもっとも多く、続いて「0円」が18.4％。くれぐれも毎日788円使っているのではありません。普段は家で、もしくはお弁当で済ませている女性は「たまのランチでちょっとしたぜいたくを楽しんでいるのではないか」と明治安田生命の担当者はコメントしています。

お弁当をつくった人は相手がお弁当箱のフタをあけたときの笑顔を想像し、食べる人はつくった人の思いや手間に感謝する。お弁当は、とても素敵なコミュニケーションツールと言えます。節約はもちろん大切ですが、お弁当を通じて夫婦間の気持ちが通い合えたらいいですね。

クックパッドには、男性が好きそうな食べ応えのあるおかずや、時短レシピ、盛り付け術など、たくさんのアイデアが紹介されています。食べる人のがんばる糧になるお弁当づくりのために、ぜひ参考にしてみてください。

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（TEXT:大森りえ/ライツ）