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旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。新暦でその日に当たるのは9月7日から10月8日の間で、毎年日にちが異なり、今年、2014年は今日9月8日がそれに当たる日となっています。さて、基本的なことですが、なぜ「十五夜」と呼ばれるのでしょうか?
月は「新月から15日かけて満月になり、また15日かけて新月に戻る」というのが基本的な周期とされています。そこから満月を意味する言葉として、「十五夜」と呼ばれているのです。でも月と地球の公転軌道の関係で、毎回ぴったり15日間で月の満ち欠けが完了しないため、毎年多少のズレが生じて、十五夜は満月の日に近い日ではありますが、必ず満月というわけではありません。ご存じでしたか?ちなみに今年は“ズレる年回り”で、今日ではなく明日9日が満月です。でも折角の十五夜ですから、今宵の月もぜひ愛でてくださいね。
ではここで、秋の収穫に感謝する行事「お月見」に食べる定番・月見団子を、かわいく作るレシピをご紹介しましょう。
部屋の窓を開けて、気持ちいい夜風に吹かれながら、名月を眺める——そんなシーンにはやっぱり、お酒が欲しくなりますよね。そこでお酒に合う味つけで、なおかつ月見ならではのメニューを探してみると、でてきましたよ、月に見立てた「たまご」が輝くレシピ♪こういうちょっとした遊びゴコロがあると、食卓がとっても楽しくなると思いませんか?
月見を楽しむ行事は「十五夜」だけでなく、十五夜に次いで美しい月だと言われる「十三夜(じゅうさんや)」(今年は10月6日)、月を愛でながら収穫祭を楽しむ「十日夜(とうかんや)」(毎年11月10日)があります。その三夜すべてにキレイな月が見られると縁起がいい、という昔からの言い伝えに習って、今日のみならず来月も再来月も、月を眺めることをお忘れなく!(TEXT:大河原裕美)
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