京都土産で人気の「生八ツ橋」を食べたいけど、なかなか京都に行けない…そんなときは、気分だけでも「生八ツ橋」風を作って味わってみませんか?
「生八つ橋」とは、米粉を熱湯で練って蒸し、ニッキ粉・砂糖・芥子を混ぜて薄く伸ばしたもの。その皮で中にあんこを包んだ和菓子は京都グルメの定番です。あんこだけでなく、チョコや抹茶あん、チーズなどいろいろな具材を挟んだものも人気がありますね。ちなみに硬いおせんべいのようなものは、生八つ橋を鉄板で焼いたものになります。
「八つ橋」という名は、近世箏曲の創始者である八橋検校(やつはしけんぎょう)に由来し、その功績を称えて京都の老舗和菓子屋によって創作されたそう。ちょっとした豆知識として、ぜひ覚えておいてくださいね。
さすがに米粉を使って、一から生地を作るのは毎日忙しい皆さんにとってはちょっと骨の折れることでしょう。けど、安心してください。クックパッドのレシピには、簡単に「生八つ橋風」のメニューを作ることができます。さっそくレシピをチェックしてみましょう!!
いかがでしたか?もう少しすると、京都は紅葉の季節ですね。そんな美しい光景に思いを馳せながら、ぜひ「生八つ橋」風にチャレンジしてみてください。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『たべもの起源事典』(東京堂出版)