日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
専門店が出来たり、レシピ本が山のように出たり、最近人気急上昇中のスープ♪お弁当に温かいスープを持参できるスープジャーの売り上げも好調と聞きます。でも、スープは昔から愛されてきた定番レシピ。なぜ今こんなにも注目を集めているのでしょうか?
クックパッドでも、最近よく話題になる具だくさんスープ。12月17日放映のNHK「あさイチ」でも「具だくさんのスープ」について特集していました。
昔ながらのレシピなのに、最近は専門店ができたり、レシピ本やスープジャーがバカ売れなど人気急上昇中のスープ。特に具だくさんのスープは、「一皿でメインと汁物になる」「野菜がいっぱいとれる」などの理由で、女性から絶大な支持を集めています。
実は有名なアスリートでも、スープを愛飲している人は多いそう。ソチオリンピックでの活躍が期待されているスケートの高橋大輔選手も、そのうちの一人。試合の前にスープを飲んでパワーをチャージしているのだとか。まさに高橋選手の華麗な演技を支えているといってもいいスープには、管理栄養士の石川三知さんによれば4つのよい点があると言います。
①水分をたっぷり補給できる
②体が温まる
③ビタミンやミネラルの吸収がよい
④消化吸収の負担を減らせる
これだけ体にいいことがいっぱいつまった具だくさんのスープ!人気にならないほうがおかしいかもしれませんね。
早速、今晩から具だくさんスープを食べよう!と決意したものの、家で作るスープって、やはり専門店と違うような気がしませんか?
実際、スープ専門店に通う方たちからも、「煮込み方が違う」「家では使わない素材を使っている」などの意見が。
でも、ちょっとしたコツさえつかめば、まるでお店で食べるような美味しい冬スープができるそうですよ。あさイチで紹介していたので、ここでそのポイントを簡単にピックアップしてみますね。
ポイント①うまみを重ねる
寒くなると濃厚なうまみを美味しく感じるようになるため、アンチョビやベーコン、ナンプラーやオイスターソースなど発酵調味料、漬け物、乾物、油で揚げた食品などでうまみを重ねることで、美味しさがグーンとアップ!
ポイント②とろみをつける
とろみをつけることでスープがさめにくくなるだけでなく、舌に留まる時間が増えるためにうま味を長く感じることができる。おすすめの食材は豆類、海藻類、おくらや長いもなど。特にレンズ豆は、水でもどさずに使えてすぐ柔らかくなる、とろみをつけるに最適の食材。
ポイント③風味を加える
湯気があがったときの風味が食欲を増し、美味しく感じるかどうかのポイントに。そのためにコショウや唐辛子といった香辛料、パセリなど香味野菜、スダチ、柚子などのかんきつ類、ごま油やオリーブオイルなど香り油を活用するとよい。
どれも簡単にできそうなテクニックですが、素人的に難しく感じるのはとろみをつけるところでしょうか?ということで、今回は片栗粉を使わず、素材だけでとろみをつけられる厳選レシピをご紹介します。
いかがでしたか?これであなたもスープ名人になれるかも!?早速、チャレンジして、高橋選手にも負けないような強靭でパワフルな体を手に入れましょう。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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