作りおいて毎日幸せ!サクサクおいしい「絞り出しクッキー」の作り方【材料4つで本当においしいお菓子 Vol.13】

作りおいて毎日幸せ!サクサクおいしい「絞り出しクッキー」の作り方【材料4つで本当においしいお菓子 Vol.13】

「お菓子はレシピ通り作れば、必ずおいしく作れます」と話すのは、お菓子研究家・福田淳子さん。丁寧なレシピとその再現性の高さで人気の福田さんに、この連載では材料4つで作れる“本当においしいお菓子”を紹介していただきます。第13回は、「絞り出しクッキー」。日持ちするので、毎日のおやつにぴったりですよ。

こんにちは。家で過ごす時間が長くなり、私たちの生活にもいろんな影響が出ています。食生活もそう。おうちで、ごはんやおやつを食べる機会が多くなった人が多いのではないでしょうか? 市販のお菓子もおいしいですが、ぜひこんな機会に「お菓子づくり」にチャレンジしてみるのはどうでしょうか?

私は以前から家で過ごすことが多かったのですが、最近はさらにその時間が長くなりました。料理を作る回数が増え、お菓子を作る機会も多くなりました。「ちょっと甘いものが食べたいな」と思う時は、買い物に行くのではなく、とりあえず家にあるもので何かを作ることにしています。最近は、保存可能なお菓子を作ってストックしておくことも。

みなさんはお菓子の作りおきをしていますか? 小さな甘いものは、日々を幸せにしてくれます。作りおきにおすすめなのは日持ちする焼き菓子です。好きな時につまめるクッキーは常備おやつとしても大活躍。

今日はバターの香りが豊かで、サクサクと軽く、見た目もキュートな絞り出しクッキーをご紹介します。

シンプルだからこそ、材料にこだわると楽しい!

今回の材料はバター、粉砂糖、卵白、薄力粉の4つ。今回はぜひ材料選びにこだわってほしいなと思っています。
ただ、こだわるといっても、特別な特選素材を用意する…などではありません。よく使う材料もちょっとした使い分けで、よりおいしいお菓子を作ることができます。

まずはお砂糖。みなさんはお砂糖が種類によって性質が違うのをご存知ですか?
上白糖は焦げ色がしっかり付き、しっとりと仕上がります。グラニュー糖はサラサラとしていて、上白糖よりもさっくり仕上がります。粉砂糖はグラニュー糖を粉末にしたもの。水分が少ない素材にもよく馴染みます。ブラウンシュガーやきび砂糖はミネラルが豊富で、素朴なお菓子に合います。

プレーンなクッキーにおすすめなのは粉砂糖です。さらに卵も卵白だけを使うことにより、全卵を使うよりも軽く、サクサクして、割れにくいクッキーができます。

絞り出しクッキーのコツは「バターの扱い方」

作り方は難しくありません。最重要ポイントはバターの扱い方です。最初に指がすっと入るくらいの柔らかさにします。冷蔵庫から出して、しばらく置いておくのが1番簡単な方法です。
バターが固いまま作り始めると、材料が上手くなじみません。だからと言って電子レンジなどで加熱すると、柔らかいを通り越し、溶け出してしまいます。ただ、寒い時期は室温が低いため、なかなか柔らかくならないことも。電子レンジを使う場合は、10秒ずつ、途中で全体を混ぜながら加熱します。必ず10秒ずつで! 溶けたら元に戻せません。

良い柔らかさになったら、材料を順に混ぜていきます。卵白も必ず室温に戻しましょう。冷たいまま入れると、生地が固くなってしまいます。混ぜながら少しずつ卵白を加えるのも、分離させないためのポイントです。薄力粉は練らないようにさっくり混ぜ合わせます。

生地ができたら、絞り袋に入れて絞り出します。生地がクリームよりも固めなので、量を入れすぎないのがポイントです。全量を3回くらいに分けて絞ります。バターが多めのリッチなクッキーは冷蔵庫で休ませる時間が必要なものが多いのですが、これはすぐに焼いてOK。焼き時間は目安ですので、様子を見ながら加減して下さい。

クッキーはサクサク感が大事です。しっかり冷ました後に、湿気が入らないよう、保存は密閉容器や保存袋に入れてください。シリカゲルなどの防湿乾燥剤を入れるとさらにいいでしょう。おいしくサクサクに食べられる目安は1週間から10日。

コーヒーにも、お茶にも、優しい味のクッキーです。作りすぎたかな? と思っても、あっという間になくなりますよ。アレンジレシピは、ブローチのような華やかなクッキーです。真ん中はお好みのジャムを入れましょう。大きいので食べごたえもあります。

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お菓子は心の栄養です。こんな状況だからこそ、お菓子で優しい気持ちになって下さいね。

【基本のレシピ】

材料(直径4.5cmのクッキー 約40個分)

食塩不使用バター…120g
粉砂糖…60g
卵白…30g
薄力粉…160g

下準備:天板にオーブンシートを敷く。バター、卵白は室温に戻す。薄力粉はふるっておく。オーブンを170度に予熱しておく。
*バターは指で押すとすっと入る柔らかさにするのが理想

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1.ボウルにバターを入れて、ゴムベラでなめらかなクリーム状なるまで練る。粉砂糖を加えてなめらかになるまで混ぜる。

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2.に卵白を少しずつ加え、なめらかになるまで混ぜる。

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3.薄力粉の半量をにふるい入れる。ゴムベラで切るように混ぜ、粉が見えなくなったら残りの粉をふるい入れ、同じように混ぜ合わせる。

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4.口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に間を空け、丸く(直径4cmくらいが目安です。)絞り出す。
*生地は固いので2〜3回に分けて絞り袋に入れます。
*オーブンシートの四隅に、クッキー生地を少しつけて、天板に接着させると、シートが固定されて絞りやすいです。

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5.170度のオーブンで15〜20分ほど焼く。ケーキクーラーの上で冷まし、完全に冷めたら密閉できる容器や袋に保存する。

+αのアレンジレシピ 

ジャムクッキー

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基本と同じように生地を作り、絞り袋に入れる。少し大きめに天板に絞り出す(直径5〜6cmくらいが目安)。外周を上に重ねて絞り、真ん中にジャムを適量入れる。170度に予熱したオーブンで、20〜25分ほど焼く。

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これがあると便利!お役立ちグッズ

絞り金と口金

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生クリームを買うとついてくる、おまけの絞り袋と口金です。
使わない時は、必ずとっておきましょう。


福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

80fa0ba52085dcd591a2ab553caff144 お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順で美味しく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は30冊以上。
【Instagram】@junjunfukuda

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