日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけにパン作りを始めた方も多いのではないでしょうか? とはいえ、初心者の方にはなかなか難易度が高い工程も多いですよね。そこで今回、クックパッドアンバサダーでパンの講師認定資格をお持ちの♪♪maron♪♪さんが考案された初心者でも簡単に作れるパンレシピをご紹介します。第2回は、1回目でご紹介した「不思議パン」生地をベースにした「ウィンナーパン」の作り方を教えていただきました。
「湯種生地は、パン生地に使用する小麦粉の一部に熱湯を加えてこね、時間をおいてお餅のような生地にしたものです。この生地が作れるようになると、生地を型に入れて湯種食パンが作れるのはもちろん、生地の成形も学べるので、生地に具を入れたお惣菜パンや、生地を包んで作るあんぱん、クリームパンにも挑戦しやすくなりますよ」(♪♪maron♪♪さん)
なんと! 第2回の時点でかなりレパートリーが広がりそうな予感。さっそくレシピを教えていただき、今回もパン作り初心者の編集部スタッフがチャレンジしてみました!
■ 湯種生地
強力粉…50g
お湯(90℃以上)…40g
■ パン生地
強力粉…150g
ドライイースト…4g
砂糖…18g
塩…3g
バターまたはマーガリン…25g
卵…30g
水…50g
乾燥バジル…小さじ1
■ 中身
ウィンナー…6本
■ 仕上げ
卵…適量
ボウルに強力粉・お湯を加えてヘラで粉っぽさが無くなるまでしっかりこねます。ひとまとまりにして、ラップをして室温で寝かせておきます。
※(4)で使います。
耐熱容器に水と砂糖を入れて、レンジ(500W)で20秒加熱してよく混ぜます。
<ポイント>仕込み水を人肌程度に温めることで発酵を促します。
(3)を台に出します。容器に残った生地はスケッパーなどを使って取り出してください。
手のひらで生地を押しながらこねます。バターが生地になじんでなめらかになるまでこねてください。
<ポイント>生地にバターと卵が入るため、基本の不思議パンの生地よりもしっかりこねてください。
(1)の湯種生地を加えてこねます。
<ポイント>生地がぱさつく場合は人肌程度のお湯を少量足してください。べとつく場合は生地を台に叩きつけながらこねると水分が飛びます。それでもべとつく場合は、少量の強力粉を追加してください。
生地は手で薄くのばしたときに、ブチブチちぎれないくらいまでしっかりこねると柔らかくてふんわりした表面のきれいなパンに仕上がります。こね方が足りないと表面のキメが荒い生地に仕上がってしまいます。
生地を6分割し、30cm以上伸ばし、ウィンナーに生地を巻き付けます。
<ポイント>生地をウインナーに巻き付ける際は、強めに巻いて中身が見えないようにすると仕上がりがきれいです。生地の巻き始めと巻き終わりの綴じ目はしっかり綴じてください。
天板にのせたらラップをし、温かい場所で10分休ませます。発酵機能のあるオーブンをお持ちの方は40℃で10〜15分程度発酵させてください。
<ポイント>生地を天板にのせる際は、必ず綴じ目が下に来るように置きましょう。室内が乾燥している時はラップの上にかたく絞った濡れふきんをかけてください。
(6)の表面に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで10~15分焼いたら完成です。
<ポイント>焦げないように様子をみながら焼いてください。
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。