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湯種生地でもっちもち♪人気の惣菜パン「ウィンナーパン」【30分で人気パンを作ろう Vol.2】

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけにパン作りを始めた方も多いのではないでしょうか? とはいえ、初心者の方にはなかなか難易度が高い工程も多いですよね。そこで今回、クックパッドアンバサダーでパンの講師認定資格をお持ちの♪♪maron♪♪さんが考案された初心者でも簡単に作れるパンレシピをご紹介します。第2回は、1回目でご紹介した「不思議パン」生地をベースにした「ウィンナーパン」の作り方を教えていただきました。

もちもち食感を生み出す「湯種生地」

500以上のパンレシピを投稿している♪♪maron♪♪さん。前回の「不思議パン」をベースに、今回は湯種生地をプラスした「ウィンナーパン」を教えていただきます。

「湯種生地は、パン生地に使用する小麦粉の一部に熱湯を加えてこね、時間をおいてお餅のような生地にしたものです。この生地が作れるようになると、生地を型に入れて湯種食パンが作れるのはもちろん、生地の成形も学べるので、生地に具を入れたお惣菜パンや、生地を包んで作るあんぱんクリームパンにも挑戦しやすくなりますよ」(♪♪maron♪♪さん)

なんと! 第2回の時点でかなりレパートリーが広がりそうな予感。さっそくレシピを教えていただき、今回もパン作り初心者の編集部スタッフがチャレンジしてみました!


材料(6個分)

■ 湯種生地
強力粉…50g
お湯(90℃以上)…40g
■ パン生地
強力粉…150g
ドライイースト…4g
砂糖…18g
塩…3g
バターまたはマーガリン…25g
卵…30g
水…50g
乾燥バジル…小さじ1
■ 中身
ウィンナー…6本
■ 仕上げ
卵…適量

(1)湯種生地を作る


ボウルに強力粉・お湯を加えてヘラで粉っぽさが無くなるまでしっかりこねます。ひとまとまりにして、ラップをして室温で寝かせておきます。
※(4)で使います。

(2)イーストの栄養「仕込み水」を作る


耐熱容器に水と砂糖を入れて、レンジ(500W)で20秒加熱してよく混ぜます。
<ポイント>仕込み水を人肌程度に温めることで発酵を促します。

(3)生地を混ぜる

どんぶりのサイズを見誤り、ボウルに入れ替えた編集部スタッフ。

(2)にイースト・強力粉50gを加えてよく混ぜます。
<ポイント>ここでイーストをしっかり溶かして発酵を促進させることが大切です。

乾燥バジルが無かったのでオレガノを入れてみました。

イーストのダマが無くなり、全体にポコポコ気泡が出てくるまで混ぜたら、残りの強力粉・塩・バター・卵・バジルを加えて、全体がまとまってくるまでよく混ぜます。
<ポイント>イーストが発酵を始めるとパン生地からポコポコと気泡が出てきます。気泡が分かりにくい場合、ゆっくり生地を混ぜてもらうと気泡が割れる瞬間が見えやすいです。

ダマが残るとイーストの匂いが強く残りやすくアルコール臭などがしたり、膨らみが悪く高さが出なかったりします。

(4)生地をこねる


(3)を台に出します。容器に残った生地はスケッパーなどを使って取り出してください。
手のひらで生地を押しながらこねます。バターが生地になじんでなめらかになるまでこねてください。
<ポイント>生地にバターと卵が入るため、基本の不思議パンの生地よりもしっかりこねてください。

(1)の湯種生地を加えてこねます。
<ポイント>生地がぱさつく場合は人肌程度のお湯を少量足してください。べとつく場合は生地を台に叩きつけながらこねると水分が飛びます。それでもべとつく場合は、少量の強力粉を追加してください。

生地は手で薄くのばしたときに、ブチブチちぎれないくらいまでしっかりこねると柔らかくてふんわりした表面のきれいなパンに仕上がります。こね方が足りないと表面のキメが荒い生地に仕上がってしまいます。

(5)一次発酵をする

弾力を指で押して確認。確かに前回の「不思議パン」とは違う!

生地に弾力があり、なめらかになったら、耐熱容器に戻してレンジ(600W)で20秒加熱します。

(6)成形し、二次発酵をする


生地を6分割し、30cm以上伸ばし、ウィンナーに生地を巻き付けます。
<ポイント>生地をウインナーに巻き付ける際は、強めに巻いて中身が見えないようにすると仕上がりがきれいです。生地の巻き始めと巻き終わりの綴じ目はしっかり綴じてください。

天板にのせたらラップをし、温かい場所で10分休ませます。発酵機能のあるオーブンをお持ちの方は40℃で10〜15分程度発酵させてください。
<ポイント>生地を天板にのせる際は、必ず綴じ目が下に来るように置きましょう。室内が乾燥している時はラップの上にかたく絞った濡れふきんをかけてください。

(7)焼成をする

(6)の表面に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで10~15分焼いたら完成です。
<ポイント>焦げないように様子をみながら焼いてください。

少し焦げ気味ですが、おいしく焼けました!

いかがでしたか? 30分でできてしまうので、通常のパン作りよりはだいぶハードルが下がりますよね。♪♪maron♪♪さんのキッチンには、「不思議パン」の生地をベースにしたアレンジパンがいっぱい! 次回はパン初心者憧れの「クロワッサン」のレシピをご紹介します!

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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