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コラム

母の日にも!ハンバーグよりも簡単で映える「まるごとゆで卵のミートローフ」

【子どもの心を育てるレシピvol.10】子どもに「食」の大切さを伝えたいと思いつつも、日々忙しくてなかなか教える機会がないという親御さんも多いのでは? そこで、子ども料理研究家・武田昌美さんが、子どもと楽しくトライできて心も育てられるレシピ、料理を通して子どもが得られる学びについて、わかりやすく解説! 気負わず、自然と生活の中に取り入れられる簡単料理で、とっておきの親子タイムをお過ごしください。

母の日に、子どもが作る料理として人気があるのは、カレーやオムライス。そして子ども自身も大好きなハンバーグ。ハンバーグって大人が作っても結構難しいですよね。大きすぎると中まで火が通りにくいし、きれいに形を作るのも難易度高め。ましてや子どもがハンバーグを作るとなると、生肉を手で触って作り、その後…考えると、ちょっとこれはやらせたくないな、と思ってしまうのも事実です。

でも、子どもから「ハンバーグ作ってみたい!」と言われた時、どうしましょう。もちろん頑張って挑戦するのも素晴らしいですが、ミートローフを作ってみてはいかがでしょうか?

ミートローフは、言うなればハンバーグの“親戚”。ハンバーグが一個ずつ形を作ってフライパンで焼くのに対して、ミートローフは型にひき肉や野菜を入れたら、あとはオーブンにお任せ!のとっても楽ちんな料理。食べる時は切り分けてから頂きます。見た目もきれいでインパクトがあるので、おうちパーティーにも活躍します。

今回は、子どもと一緒に作るミートローフのレシピをご紹介します。

子どもと一緒に作る時のポイントは2つ!

1つ目は、生肉に触らずに作れるように少し厚手のポリ袋を使用すること。小さな子どもが生肉を素手で触るのはまだちょっと怖いところ。その手を舐めたり、ふと目を掻いてしまったり、どこかにベタベタっと触っては衛生的に良くありません。なので、子どもが直接生肉に触れないようにポリ袋の中に材料を入れ、上から揉み込むようにします。

2つ目はゆで卵をまるごと入れて、見た目にも華やかに。肉ダネを半分型に入れたら、途中でゆで卵を入れます。この時子どもに「ミートローフを切った時、ゆで卵はどんなふうになるかな?」など、出来上がりがワクワクする声かけをしています。

実はゆで卵を入れて作ると彩りが鮮やかなので、お弁当にもぴったり。一切れ取っておいて、翌日のお弁当に。私はご飯の上にポンっと置いたミートローフ弁当を作っています。

8491ddfc3aa0a806f45ce9f8cfec5842 お弁当は冷凍食品様にも頼っています!

ミートローフ作りは手も汚れず、混ぜて焼くだけ。本当に手間がかからないので、我が家ではよく作ります。玉ねぎだけ、時間がある時に事前に炒めておいて、あとは息子が幼稚園から帰ってきてから一緒に料理することが多いです。

一緒に作る、と言っても工程自体がとても少ないのであっという間に終了。残りはオーブンにお任せですが、それでも食卓にミートローフが並ぶと「これ!僕のミートローフ!!!」と鼻を膨らませて大いばりして喜んでいます。

翌日、お姉ちゃんのお弁当箱にそれが入ったあかつきには、それはそれは満足そうに眺めています。お姉ちゃんも「これ、弟君の作ったミートローフだね。きれいにできたね」なんて有難いことに母に同調して持ち上げてくれるものだから、もう天下を取ったような顔をします(お姉ちゃんの機嫌が悪いと、ここでよからぬことを言って逆に喧嘩になる時もあるけど…)。

子どもとの料理は、気張らないことも大切

子どもが料理する時は、一から十まで作るのももちろん立派ですが、今回のように気張らず“ちょっとだけ”一緒に作るのでも充分だと思っています。本音を言うと、一緒に作ると普段より時間もかかるし、作り方や材料だって、後片付けを考えると簡素化してしまうなど、大変なことも多いです。しかし、少し工夫することで、一つの工程でも子どもが関われるようにしてみると、大人も驚くほど喜んで料理に参加します。食卓に並んだ料理を自慢げに話す姿はやっぱり可愛いもの。

子どもと無理せず料理ができるちょっとのコツ、今回はポリ袋を使用するというところです。ぜひ、母の日はお父さんと子どもで一緒に作ってみたり、普段の料理にミートローフを仲間入りさせてください。

武田昌美(子ども料理研究家)

リトルシェフクッキング(株)代表取締役。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2017年より「ママも知らなかった才能が花開くクッキングスクール」をコンセプトにした料理教室『リトルシェフクッキング』を主催。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。2019年3月、子どもが一人一人料理できる料理教室『リトルシェフクッキングEduCooking Lab』を東京都世田谷区にオープン。
【HP】https://little-chef-cooking.com/(ご予約はこちらから)
【Instagram】@masamis__kitchen
【YouTube】リトルシェフクッキング
【ブログ】子ども料理研究家 武田昌美の食育ブログ
【クックパッド】武田昌美のキッチン

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