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インタビュー

2人で月の食費2.5万円も夢じゃない!“ゆるうまごはん”が人気のYouTuber「ちびーず」に聞いたやりくり術

家計にやさしい“ゆるうまごはん”が話題のYouTubeチャンネル「ちびーず」。富山県在住の夫婦、ちび太さんとちび子さんによる料理や日常の動画が人気で「見ているとほっこりする!」とファンが急増しています。今回は、1ヶ月の食費2.5万円生活を送っているちびーずさん夫婦のちび子さんにやりくりのコツや、節約レシピについて聞いてみました。

夫婦で月2.5万円の食費は可能!?

私たちは「我慢してギリギリの節約」ではなく、食べたいものを食べながら「ゆるく楽しく節約」をしています。同棲を始めてすぐのころは食費3万円を目標に料理をしていたのですが、意外と「2.5万円でもいけそう!」となって、1品200円以内の料理を作るようになりました。

頼りになる節約食材

200円料理を作るうえで欠かせないのが「鶏むね肉」。鶏むね肉は節約の定番食材なので私たちもよく使います。例えば、卵とあわせて親子煮にしたり、トマトケチャップを使ってエビチリならぬ鶏チリにしてみたり。同じ材料で何通りもの楽しみ方ができるので、意外と飽きません。YouTubeの動画でも鶏むね肉料理は人気です。


おすすめ鶏むね肉料理「鶏スティック」

83fe3b0c9569268145eb0dcad7cd92f0 1人分101円(2人分201円)※金額は税抜です。調味料は換算していません。

材料(2人分)

鶏むね肉…1枚(201円)
片栗粉…適量
揚げ油…適量
A しょうゆ…大さじ2
A みりん…大さじ2
A 砂糖…大さじ1
A 白いりごま…大さじ1

作り方

.鶏肉は細長く切り、片栗粉をまぶす。

.鍋に揚げ油を170度に熱し、をきつね色になるまで揚げる。

.フライパンにAを入れてひと煮立ちさせ、を入れてからめる。

この「鶏スティック」は、ちび太が気に入って食べてくれます。

そのほか、豚こま肉やお豆腐、卵などの食材も、安いのにボリューム満点で満足度高めの食事を作ることができます。YouTubeでも紹介している、豆腐を使った500円献立は一人暮らしの人にも好評です。

豆腐は冷奴にもできるし、アレンジしてキムチをのせてもいいし、豆腐チャンプルーや麻婆豆腐にしてメインとしても食べられるのでおすすめです。

メニューはどう決める?

節約メニューを考えるとき、基本はその日の気分で和風、洋風、中華などの味を決めていきますが、なるべく毎日同じ味が続かないようにするのを心がけています。副菜はメインにあわせて臨機応変に。主菜があまり野菜を使わないものだったら、小松菜や豆苗を使ったおひたしやナムルにしてみたり、メインが野菜炒めだったらお豆腐やちくわなどを使うなど、全体のバランスを考えて献立を立てることが多いです。あとは色が全体的に茶色っぽかったら赤っぽい副菜にしたり、緑を加えたりしています。


マネしたい!1品200円の節約術

業務スーパーを活用

私は食費を管理するために、大容量の商品が格安で手に入る「業務スーパー」も利用しています。中でもよく買うのが冷凍食品。ふつうのスーパーでも旬野菜は安くなっていることが多いですが、そうではない野菜はちょっと高めだったりしますよね。そんなときは、業務スーパーの冷凍野菜を活用します。私がよく買うのは、冷凍オクラ。お味噌汁に具がないときや小鉢に緑が足りないなというときに便利ですよ。ただ、買いすぎると冷凍庫に入らなくなるので、冷凍野菜は1回の買い物につき2種類までと決めて買うようにしています。


野菜以外にも、冷凍フライも重宝しています。ささみフライやチキンカツなどのお肉系の揚げ物を買うことが多くて、揚げてそのまま食べてもおいしいですし、丼にしたりおつまみとしても便利です。私たちは2人とも仕事をしているので、忙しくて疲れた日はこういう焼くだけ揚げるだけでできるフライが役に立ちます。衣をつけなくていいというのがありがたいです。これもたくさん買っても冷蔵庫に入りきらなくなってしまうので、使い切ったらまた買いに行くようにしています。

カレーのアレンジレシピを活用

3日で食費2000円を目標にしていますが、どうしても食べたいものによっては超えてしまうことがあります。そんなときはカレーの出番。カレーはご飯にも麺にもパンにもあう万能メニューです。食べたいものを食べた次の日や、その週末にカレーを作っておくと、余ったカレーで卵とじ丼や焼きカレーうどんなども作れるので、食費が浮きます。1回作ると使い回しができるので節約にぴったりです。

きのこをストックしておく

価格が安定しているきのこを買ってストックしておくのもおすすめです。いろいろな種類のきのこをあわせて「きのこミックス」を作って冷凍しておくと、きのこご飯もすぐにできますし、副菜に困った時はナムルにしたり、味噌汁に入れることもできます。

特売に惑わされないで!食材は無駄なく買う

買い物は3日に1回くらいのペースでいくようにしていて、そのときに次の買い物までに使い切れる量を買います。食費2.5万円と決めるまでは「特売」という言葉に惹かれて買い物をしていましたが、一度にたくさんの量を買っても使いきれないことが多くて…。以前、安いからと思って特売で大根を1本を買ったけど、結局夫婦2人では使いきれなくて無駄にしてしまったんです。それ以降は「使い切れる量」を考えながら買い物をしています。大根1本98円、半本88円の場合、1本買ったほうがお得ですが、半分捨ててしまうことになったら結局は10円が無駄になってしまいますよね。なので、割高でも使い切れるものを買うようにしています。

魚も冷凍しておけばOK

魚はできれば週に2回は献立に入れたいと思っているのですが、お肉に比べて高いので、できるだけ安いときに大容量パックを買って冷凍しておいて、週に1回は入れるようにしています。

魚を使ったおすすめレシピ「めかじきの梅しょうが焼き」

00ca554c49d0f56652537773a861b05a 1人分174円(2人分347円)※金額は税抜です。調味料は換算していませんが、バターなど高めのものはカウントしています。

材料(2人分)

めかじき…2切れ(316円)
片栗粉…大さじ2
バター…10g(19円)
A 梅干し…1個(12円)
A みりん…大さじ2
A 酒…大さじ1
A しょうゆ…小さじ2
A チューブしょうが…小さじ1
A 砂糖…小さじ1
カイワレ菜…お好みで適量

作り方

.めかじきは片栗粉をまぶす。

.フライパンにバターを熱し、めかじきを焼く。片面に焼き色がついたら裏返し、Aを入れて梅干しをつぶしながらからめて焼き、お好みでカイワレ菜を飾る。

YouTubeの視聴者さんからも好評なメニューです。めかじきだけでなく、鶏肉や豚肉、鮭に変えてもおいしくできるのでおすすめです。

料理や節約を頑張るみなさんへメッセージ

料理って毎日のことだから疲れてしまうこともあると思います。私も自炊を毎日していると疲れてしまうし、自分が作ったものじゃないものを食べたくなるときもあります。そういうときは、自炊をしないって決めて、冷凍食品を使ったり、お弁当やファストフードを買っています。それを2日くらい続けたら「また頑張ろう」って気持ちになるので、ちょこちょこそういうものを取り入れながら料理を楽しんでいます。節約=外食や市販品は敵みたいなイメージがありますが、毎日絶対自炊! と決め込まず、週単位、月単位で考えて、トータル月2.5万円以内に抑えていくと、ゆる〜く楽しく節約ができますよ。

(TEXT:河野友美子)

夫婦と家計にやさしい ゆるうま200円ごはん(KADOKAWA)

ちびーず

ちび太とちび子の20代夫婦で、YouTubeで料理チャンネルを運営。ふたり暮らしのごく普通の食卓をありのままに配信し、親しみを持つファンが急増中。同棲カップルからめでたく結婚し、かんたん節約レシピを考案し続けている。