【掃除職人のキッチンきれい術vol.3】チャンネル登録者数25万人超えのYouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」をご存じですか? ハウスクリーニング、ビル清掃などお掃除に関わる仕事に携わって35年以上のきよきよさんが、様々なお掃除の仕方を分かりやすく紹介しています。そのきよきよさんに、クックパッドニュース読者から寄せられた“キッチン周りのお手入れ&お掃除HowTo”に答えていただきます!
しっかり掃除をしているはずなのに、排水口の臭いが気になって仕方ないという声は多く届いています。お掃除の仕方を知って、臭いの悩みから解放されたいですよね! きよきよさんおすすめの、臭い消し方法を教えていただきました。
キッチンの排水口は、カップのような部品が逆さまになって、排水口に蓋をするような作りになっています。あの蓋をすることで、排水口に絶えず水が溜まり、排水口の臭いが逆流しないようになっています。
この蓋をしていても臭いが気になる場合は、菌が発生している可能性があります。臭いのもとになっている排水口のパーツを漂白することでこのお悩みは解決します。
まずは、排水口のパーツを外して漂白します。 排水口の臭いの発生源は、調理で出た汚水や、有機物が腐ったことで出ている場合があります。僕は、無機物は酸性洗剤、有機物はマジックリンのようなアルカリ性洗剤で落とすようにしています。油汚れの場合は中性洗剤でも良いですし、ハイターのような次亜塩素酸ナトリウムを使っても良いです。
キッチン用ではないですが、トイレ用洗剤のドメストはトロっとした性質上、長時間汚れを攻撃してくれるので、頑固な汚れに最適です。漬けおきする時にバケツがない場合は、ビニール袋に各パーツを入れて漬けおきしても良いですよ。
排水口のパーツを洗剤に漬けおきした後は、しっかりブラシでこすり洗いしてください。 排水口の網がプラスチックのものを使っている場合、編み目にゴミが貯まり、ぬめりが発生しやすくなるので、パーツをステンレスのものに変えることをおすすめします(100円ショップなどでも売っていますよ)。ステンレスのものは、ぬめりが発生しにくいので、臭いも気になりにくくなります。(TEXT:上原かほり)
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ハウスクリーニング、ビルの清掃 、ショッピングセンターの清掃などさまざまな場所でのお掃除を約35年間経験してきたお掃除のプロ。 2016年に、YouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」を開設。当初は清掃業者に多く視聴されていたが、次第にプロの技を学びたい一般の視聴者が増えていき 、人気チャンネルとなる。登録者数は24万人を超える(2022年6月現在)。 毎週金曜日の夕方に更新される動画は、「落ちにくい汚れがキレイに落ちる!」とプロから一般の方まで幅広く支持されている。