【コメルコバナシ】今回は、調味料、食材、料理道具、うつわやカトラリーなどの“料理が楽しくなるモノ”が買えるオンラインマルシェ『Komerco(コメルコ)』編集部に、新米をより楽しめる、白米を土鍋でもちもちに炊く方法を教えてもらいました。
こんにちは! Komerco編集部です。
今年も新米の季節がやってきました。新米といえば、水分量が多くみずみずしい食味、食感、香りの変化が魅力ですよね。そのおいしさを引き出すなら、土鍋を使って炊くのがおすすめです。
土鍋で炊くごはんは、沸騰状態がしっかり続くことでむらなくお米を炊きあげることができます。また冷めにくい特性により、火を消して蒸らしているあいだもじっくりと熱がお米に入り、余分な水分を飛ばしてくれるので、ふっくら、もっちり、香りよく炊けるのです。
また、沸騰までは強火のまま、その後は弱火もしくは火を消せば良く、火加減の調節がとってもラクなのは嬉しいポイントです。
それでは、ごはんを土鍋で炊く方法をご紹介します。
まずは基本的な土鍋ごはんの炊き方をおさらいしましょう。鍋でおいしく炊くポイントは、お米をしっかり浸水させることと、強火で沸騰させること。短い時間で沸騰させることで米の旨みが流れ出にくく、米が対流することで芯までふっくら炊き上がります。
レシピ名:きほんの土鍋ごはんの炊き方(白米)
<目安の分量>
・米…1合(180mlの計量カップすりきり1杯分、重さは150g)
・水…180ml
※新米には柔らかく水を吸収しやすい性質があるので、10ml程度減らして、170ml程で炊くのがおすすめです
1)まずは、米を計量し洗います。
2)最初に洗った水を流して、指の間を広げてやさしく10回くらいかき回します。
※米の汚れや余分なぬかを落とすために米を手早く洗います。無洗米の場合は洗米の工程は省略してOK。新米は水分が多く柔らかいので、米粒を壊さないようにやさしく洗いましょう。
3)新たに水を加えてすぐに捨て、再び米を洗います。これを3回ほど繰り返して、水が多少透き通れば研ぎは完了です。
4)洗った米にたっぷりの水(分量外)を注ぎ、夏場は30分、冬場は1時間ほど浸水させます。
5)米が透明感のある状態から全体が白濁した色になったら浸水完了です。
6)こんな風に水を含んで白っぽくなったら準備完了。
7)ザルに上げて水をきります。
8)浸水させた米を鍋にうつして、計量した水を注ぎます。
9)強火にかけて沸騰させます。沸騰までの時間は鍋にもよりますが8分〜中には10分以上かかるものも。
10)蓋から泡がこぼれ出てきたり、穴から湯気が立ってくると沸騰の合図。蓋をあけて確認してもかまいません。
11)沸騰したら弱火にして10〜12分炊きます。沸騰してからは必ず蓋をします。 ※火加減不要の土鍋の場合は弱火にする必要はありません。
12)時間になったら火を止め、10分ほど蒸らしを終えたら蓋を開けます。
13)しゃもじで鍋の底からさっくりと混ぜほぐします。
14)お気に入りの茶碗によそって召し上がれ。
ここでご紹介したごはんの炊き方を基準に、柔らかめに仕上げたいときは水を多めに、硬めであれば水を少なめに…と調整して、自分好みのごはんの炊き具合を見つけてみてください。
お米を炊くのに慣れないうちは、お米が水分を含み過ぎてやわらかくなりすぎてしまったり、芯が残って硬いままに仕上がってしまうことも。そんなときはアレンジで楽しんでみてください。
例えば、お米を炊いた土鍋にそのままお米が浸るくらいにだし汁を入れて酒・醤油・みりん・塩を混ぜて5分ほど中火で煮立て、といた卵を入れたら、卵雑炊の完成です。
他にも、土鍋のままチーズやトマトのリゾットにしたり、焼きおにぎりや炒飯にしてみたり、オーブンでドリアをつくったりと楽しめますので、炊くのに失敗してもぜひおいしく食べてくださいね。
鍋で炊いたごはんは香りも豊かで一粒一粒がふっくら。噛みしめるごとにお米の旨みが口いっぱいに広がります。炊き立てごはんはそれだけで食卓の主役に。好みの固さや水加減を調整して、新米の季節を堪能してみてはいかがでしょうか。
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