【クックパッドニュースラジオ@voicy 11】音声プラットフォームアプリ「Voicy」では、クックパッドニュース編集部のメンバーが、料理にまつわる悩みから台所事情、外食との関わり方まで赤裸々に話しています。今回は「夏休みのお弁当地獄…全てを手放してみた結果」をテーマに語ってみました!
フジイケ:夏休みのお弁当問題については、本当に悩んでいる人が多い。そこで、ナルミさんに人生初の家事代行を試してもらったので、感想やメリットデメリットなどについて今回は語っていこうかなと思っています。
フジイケ:クックパッドでも以前にアンケートを取っていて、約8割の人が「夏休み中は料理の負担が増える」と答えていて、特に負担が増えると感じるのは「昼食」で7割を越えていました。
ナルミ:給食がなくなりますからね。
フジイケ:さらに、86%の人が夏休み中の子どものごはんは「母親が作る」と答えていて、やはりママの負担が多いなという感じですが、家事代行を試してみてどうでしたか?
ナルミ:結果としては、やってみてすごくよかったです!ただ、困った点もいくつかはありました。
フジイケ:そうなんだ。例えば、どういうところが?
ナルミ:まず、すぐに来てもらいたいと思ったんですが、意外とマッチングするまでに時間がかかる。リクエストを出せば必ずOKがもらえるわけじゃなく、予定が合わなかったりして2~3回断られてようやく決まった感じでした。
フジイケ:じゃあ、ある程度は日数にゆとりがあったほうがいいってことかな?
ナルミ:代行を頼みたいくらいだから急にお願いしたい人も多いと思うので、そこは良し悪しなのかなとは思いますが…。途中で心が折れそうになりましたけど、なんとかマッチングを成立させました。
フジイケ:何か準備しておくことはあるの?
ナルミ:食材は買い出しのお願いもできますけど、今回は自分で準備しました。ただ、作りおきでお願いしたので、冷蔵庫内に置き場所の確保も必要でしたね。あとは家の掃除。代行を頼むくらいなので、家はひどい状態だったので(笑)。
フジイケ:そこはちょっと見栄張りたくなるよね(笑)。
ナルミ:完璧にきれいにするのは諦めて、ソファーに山盛りになっていた洗濯物だけはベッドの上に放り込みました。一応見た目的にはこんな感じかなっていうところまでにはしておきました。
フジイケ:当日はどんな感じでしたか?
ナルミ:キャベツとたまねぎ、じゃがいも、にんじん、あとは豚肉、ひき肉、鶏肉とかを用意しておいたら、メニューを細かく決めてなくても、それらの食材で組み合わせを考えて8品も作ってくれました。
フジイケ:それはすごい。1人で8品は作れないもん。
ナルミ:初めて行く家で、初めて見る調理器具で、そこにある食材を組み合わせて作ってるから、その技術はすごいなって思いました。
フジイケ:私だったら全部炒めものになっちゃう(笑)。
ナルミ:自分がキッチンに立つ時間が圧倒的に減って、しかも暑い夏の時期にその時間がなくなったのはすごくストレスから解放されました。
フジイケ:そりゃそうだよね。
ナルミ:作りおきのおかずは夕飯にも流用できたので、夕飯の支度も早くなりましたね。いつもは作るのに精一杯ですけど、心のゆとりを持ちながら子どもたちと一緒に楽しく食事ができたのもうれしかったです。
フジイケ:それって素晴らしいことだよね。
ナルミ:一番驚いた発見は、人に頼むことで、その人の料理のアイデアを見せてもらえることでしたね。
フジイケ:なるほどね。
ナルミ:うちの子はパプリカをあまり食べないんですけど、パプリカにチーズとベーコンを入れて焼いた料理を作ってもらったら、ものすごく食べたんです。だから、こうすれば食べるんだっている発見があって。
フジイケ:自己流だけではわからない部分だもんね。
ナルミ:そうそう。食材の組み合わせ次第で料理の幅が広がるって体感して、自分のモチベーションアップにもつながったんですよね。
フジイケ:費用はどのくらいかかったの?
ナルミ:今回は3時間コースで、交通費とか手数料込みで9,500円くらいですね。
フジイケ:それで8品ならいいよね。
ナルミ:お盆前で仕事も立て込んでるときで、そこで料理もお弁当もってなるともう限界が見えてたので、代行にお願いしてクリアな状態で突っ走れたのは非常に大きかったです。
フジイケ:この8品で、娘さんのお弁当は何日分くらい持ったの?
ナルミ:主菜と副菜的なものの組み合わせだったので、5日間分くらいは作れちゃいました。
フジイケ:すごい!日割り計算したらめちゃくちゃ安いよね。
ナルミ:調味料も家にあるものを使ってるから、塩分や油の摂りすぎとか添加物とかも気にならなくて、そこも自分にとっては価値があることだなって感じました。
フジイケ:また家事代行を頼んでみたいと思った?
ナルミ:頼みたいと思った。
フジイケ:旦那さんの反応はどうでした?
ナルミ:豪華な料理ではなく普通の家庭料理を作ってもらったので、おいしいとは思ったけど何か物足りなさを感じてたみたい。お金を払って普通の家庭料理というのがあまりピンと来なかったみたいです。
フジイケ:あぁ、そうか~。
ナルミ:うちの旦那は料理をしないから、夏場のキッチンのつらさとか、日々の献立を考えることの大変さとかがピンと来てない。
フジイケ:9,500円の価値がわからないか。
ナルミ:そう。そこは共有できなかったですね。
フジイケ:まあでも、もう頼むなとか言われたわけじゃないから、また頼んで旦那さんにも慣れていってもらえるといいね。
ナルミ:そうですね。大変なときに家事代行はひとつの逃げ道になりますからね。
フジイケ:私もパンクしそうになったら、ちょっとアリだなって思いました。
フジイケ:みなさんも日々の家事でいっぱいいっぱいになりそうになったときには、ぜひ家事代行を活用してみてくださいね。それではまた!
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