離乳食でよく使うお魚といえば「しらす」。離乳食インストラクター協会代表の中田馨さんのWEB上離乳食レッスン・第18回目のテーマは「しらすの塩抜き」についてです。
こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。 離乳食でよく登場するお魚と言えば「しらす」。今日は離乳食に手軽に使えるしらすのお話しをします。
離乳食開始から1カ月ほどたった6カ月ごろから食べることができます。初めて食べるのにおすすめなタンパク質は「豆腐」。豆腐に慣れたら、次のステップとしてしらすを食べさせてみましょう。
離乳食に使う場合、どうしてしらすを塩抜きするのでしょうか?その理由は、大人にとっては美味しい塩加減でも、赤ちゃんにとっては塩分が濃いからです。どれだけ塩味が濃いかを確認してもらうために、離乳食の講座の中で、塩抜き前のしらすと、塩抜き後のしらすを食べ比べてもらいます。すると、食べ比べた多くの方が「塩抜きしたしらすはお魚の味がおいしい!」とビックリします。ぜひ一度、大人のみなさんも塩抜きしたしらすを味見してみてくださいね。
離乳食期の間は、基本的にしらすの塩抜きをした方がいいと思います。また、離乳食が完了した1歳半以降になっても、しらすを使ったメニューを作る時は、味つけは控えめのほうがいいですね。
しらすの塩抜きの基本の手順を紹介します。
手軽な方法のひとつに、器にしらすを入れて熱湯を注ぎ、数分熱湯につけておき、茶こしなどで湯切りする方法もあります。たくさんのしらすを、まとめて塩抜きをした場合は、小分けにして冷凍しておくと便利ですね。
しらすとお野菜を組み合わせれば栄養バランスもバッチリ!具材を大きめにカットすれば離乳食後期以降もおすすめのメニューになりますよ。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。●かおりの“和の離乳食レシピ”blogはこちら
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