育児のストレスなどで、お母さんも「イライラする、緊張しやすく寝付きにくい」などでお悩みの人も多いはず。そんな症状にも「抑肝散」は効果があります。 抑肝散は、母乳中に移行はするというデータはなく、移行したとしても微量であり、影響は少ないので、授乳中であり、西洋薬は使用したくないという人にも服用しやすいです。
「抑肝散」は、母子ともに一緒に服用できるお薬です。 子どもが小さい時は母親と過ごす時間も多く、一体となって症状が良くなったり、悪くなったりすることがよくあります。お互いのストレスを感じて悪化することもあるので、「母子同服」することで症状が改善されます。「母子同服」とは、一般的に子どもの治療に必要な薬剤を子どもとともに、母親にも疾患の有無にかかわらず服用してもらうことを言います。
今回は「抑肝散(よくかんさん)」という漢方薬をご紹介しました。 子どもの夜泣きでお悩みの人は、医療機関を受診のうえご相談してみてくださいね。服用方法などは、医師や薬剤師の指示に従いましょう。
※記事初出時に、誤解をまねく表現があったため加筆・修正いたしました。