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コラム

今話題の「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」って?メニュー作者に誕生秘話を取材!

ごろごろ野菜やかたまり肉が、パットの上に一面に敷き詰められたこの料理。具だくさんでカラフルで、なんとも食欲をそそるメニューですよね。実は今このメニューがネットを中心に話題になっているんです。その名も「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」!一体どんなメニューなんでしょう?

「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」って何だ!?

滋賀県大津市に住む、翻訳家・村井理子さんがSNSに料理写真を投稿したことがきっかけで今、人気になっているメニューが「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」。なぜ、この料理がこんなに有名になったのか、気になりませんか?クックパッド編集部は今回、「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」の作者である村井さんに取材を敢行!メニューの誕生秘話を徹底的にレポートしちゃいます!

——「ぎゅうぎゅう焼き」を作ったきっかけは?

「知人ホームパーティのメニューからヒントを得ました。バットに鶏モモ肉と鶏胸肉、皮を剥いたじゃがいもが並べられていて、オーブンからそのまま出てきたんです。そのビジュアルのインパクトや、好きな具材をなんでも並べる新しさにびっくりしました。食べてみたら味も絶品!工程を聞くと並べてオリーブオイルを回しかけて、塩と香草で焼くだけとのことだったので、自分で作ってみることにしました」

—— 自分で作ってTwitterに投稿したんですか?

ぎゅうぎゅう焼き初投稿時のツイート
「そうです。軽い気持ちで「今日の晩ご飯」とだけ書いてTwitterに載せたところリツイート数が60件!その後も、Twitterでシェアされた数が1,660件、フェイスブックでのシェアは2,148件までになりました。今、instagramで#村井さんちのオーブン焼きと検索すると510枚もの写真が出てきます(2015/09/16現在)」

テキスタイルを意識して並べられた具材たち

—— なぜ、これほどまで拡散されたんでしょうか?

「普段からご飯の写真をアップしていて、その中からあのメニューだけが拡散された理由は、やっぱり見た目のインパクトがあったからだと思います。我が家の業務用オーブンの大きなバット、野菜の具材の配置が、これまでの料理にない大胆な写真になっていた気がします。実際、お肉と野菜の具材の配置にはかなりこだわっていて、テキスタイルみたいに見えるといいなと考えながら並べていました。緑、赤、黒が全体的に締まってみえるキーカラーなので、バットの上をその3色の野菜で彩るように意識しています」

—— 多くの人が作っている「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」ですが、"定義"や"特徴"はありますか?

「定義は特にないですが、好きな具材を並べて焼いて、いいかげんに作ってもちゃんと完成するオーブン料理ということでしょうか。好きな具材で作ってもらえればいいと思っています!私はラム肉と鶏肉という異種格闘技もやってしまいます(笑)!オーブンでなくフライパンで作っている方もいらっしゃいました」

ぎゅうぎゅう焼きレシピを教えてもらいました!

—— 「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」の"きほんの作り方"を教えてください!

「好きな具材をバットに引き詰めて、その上にオリーブオイルと塩で味付けを。香草も加えるとさらに美味しくなります。おすすめはローズマリー。味付けが終わったらオーブンへ。150度で30分ほどじっくり焼いた後、180度で10分ほどさらに焼き上げます。焼き上がったら少し放置して、完全に火を通して完成。好みで焼き時間を調節してください!」

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