日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
生姜の香りが食欲を誘うポークジンジャーは、ごはんのすすむ定番おかずとして人気の高いメニューですね。生姜には香りや味だけでなく、栄養豊富な豚肉をよりおいしくしてくれる効果がたっぷりあります。今日必ずつくりたくなる!ポークジンジャーの魅力にせまります。
生姜の香りが食欲を刺激するポークジンジャーは、世代をとわず人気のおかずですね。生姜をすりおろした甘辛ソースと、やわらかジューシーな豚肉がからみ合って、ごはんが何杯でも食べられてしまいそうなポークジンジャー。生姜には香りによる食欲増進効果だけでなく、豚肉の臭みを消してさらにおいしくしてくれる効果もあります。また、豚肉は疲労回復に効果のあるビタミンB群が豊富なので、新生活の疲れがたまるこの季節にぴったり。豚肉のたっぷりの栄養素を生姜パワーでしっかり吸収して、元気に乗り切りたいですね。
さて、ポークジンジャーと生姜焼きには違いがあるのでしょうか。一般的にポークジンジャーには使われるのは厚みのある豚ロース肉。いっぽう、和風の生姜焼きに使われる豚肉はロース以外の部位や豚こま肉や薄切り肉などが多いですね。生姜焼きは銀座にあった洋食店が昭和20年代頃に考案したといわれています。当時、多くの出前注文に対応するため、厚切り肉ではなく素早く大量につくることができる薄切りの豚肉をつかったのが始まりといわれています。
肉の厚み以外にポークジンジャーにはすりおろした玉葱やりんご、はちみつで甘みを加えたレシピが多いものの、今では各家庭でさまざまなアレンジがされているそうです。定番の生姜焼きと比べると、厚切り肉の存在感やボリュームで食卓がグッと豪華な見た目になりますね。今日はポークジンジャーにしてみませんか?
せっかく厚切り肉を買ったのに、焼いたらかたくなってしまった!という方も多いのではないでしょうか。そんな方に朗報!調理の際のちょっとしたコツでやわらかくジューシーなるので、ぜひ挑戦してください。
生姜に含まれる酵素が豚肉のたんぱく質を分解して、柔らかく食べやすくする働きがあります。豚肉全体に生姜のたれが絡むように、重なっている部分もしっかりかけましょう。ただし、長時間つけこみぎると肉がかたくなってしまうので要注意。
ロース肉の脂身と赤身の境目あたりに数カ所の切れ目(筋切り)を入れておくと縮み防止になります。また、赤身にも包丁の先で浅く切り込みを入れておくことで、つけだれがよく染みこみます。
豚肉に火が通りすぎるとかたくなってしまうため、長時間焼きすぎないことが大切です。また、つけだれを加えたら手早くからませましょう。
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